オンワード。大量閉店。3000店舗のうち600店舗閉鎖発表。日本の小売業の変化。ECサイトの勢い。百貨店の凋落。

10月3日 アパレル大手のオンワードが大量閉店を発表しました。
「23区」「組曲」「五大陸」 のブランドを展開しているオンワード。
オンワードの売り上げに占める百貨店比率が66%。
この売上のダウンが激しい。
2014年のオンワードの百貨店の売上と比べると22.8%も減っています。
消費者の百貨店離れが急速に進んでいる。
特に衣料の分野が激しく落ち込んでいる象徴的な出来事です。

ユニクロをはじめとするファストファッションの影響。
あとインターネットでモノを買う。
ECサイトの売上も急速に増えています。
2018年の国内ECサイトの物販売上は約9.3兆円。

オンワードもこれから自社のECサイトでの売上を目指しており、
今、一番厳しい環境下にある会社でのはないでしょうか?

時代の変化。
これに対する対応が遅れている。
その波は容赦なく襲う。
変化への対応力が問われています。

これからは
ECサイトがどんどん伸びていくのは間違いはない。

物販・サービスの分野も含めるとECサイトの市場規模は18兆円近くになる。
トップは楽天で3兆円を超え、アマゾンがそれに続いている。
このインターネットでモノを買う流れですが、
特にスマホを使って買うケースが増えています。

スマホ経由のEC売上は約3.7兆円。
市場規模全体では18兆円なので
20%台ですが、この比率はもっと増えそうです。
スマホで見やすいサイトにすることが売上増につながりますね。

特に今はECサイトの中でも
越境ECの売上が増えています。
インターネットを使って海外で売る。海外から買う。
これからは
輸出の分野がもっと伸びてきます。

輸出をすれば消費税の還付もありますし
10%に消費税が上がった今。
輸出はかなり有利です。

越境ECで1位なのはアマゾン。

ですから僕も今は輸入の仕事をしていますが
これからは輸出の仕事も手掛けていきたいです。

時代はどんどん変わっている。

インターネットが国境の壁をなくし
買い物をしやすくしている。

特にその変化が激しいのはアパレルの分野で
その影響がオンワードの大量閉店につながったということですね。

常に変化はしているので
少しずつでも変化を感じて
毎日、変わろうと思って
新しいことを試していかないと
現状に安住しては、時代の変化についていけなくなってしまう。

だから毎日僕は
新しいことを試すようにしています。

毎日食べるものを変えたり、
起きる時間を変えたり、
「これ」と決めるのではなく、
常に毎日の生活の中で「なにか」を変える。
現状から変えていく。
その癖をつけていく。

変える癖。

それが変化を恐れない。
変わる習慣をつけることができるようになると思います。

思い付きでもいい。
積み重ねも大切ですが、
何かを日々変えて
試していかないと
いつの間にか衰退してしまう。

その変化が特にインターネットの普及によって
早くなってきていますね。



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