2025年2月17日(月)7時~
第578回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。
【テーマ】とにかく伝わる説明のスタートは「相手」を知ることから~相手と自分との間に橋をかける3つのステップ~
【進行役】 深谷百合子
『賢い人のとにかく伝わる説明100式』(かんき出版)、
『はじめてリーダーになる女性のための教科書』(日本実業出版社) の
著者である深谷百合子さんに
2冊の著書のエッセンスを凝縮して発表していただきました。
ソニーグループ、シャープで技術者・管理職として
工場の見学者やテレビ、新聞などのメディアに対して工場の環境対策を説明されてきた深谷さん。
対象者に合わせて説明の方法を工夫し、「的確で分かりやすい」と社内外から好評を得られてきました。
なぜ深谷さんの説明がわかりやすいのか?その秘密をお話いただきました。
誰に何を伝えるか?
伝え方は料理と同じ。
誰に何をどのように。
相手が知りたいことは何ですか?
それを聞かずに説明しても伝わらない。
相手の目に見える姿より
能力 どのように
信念・価値観 なぜ
自己認識 私は誰
目に見えていない相手の内面を理解する。
「大切にしていることはなんですか?」
「それってどうして大切なんですか?」
と繰り返し、質問することで思考が深まり
より本質的に近い答えが引き出されやすい。
やる気の出る言葉は人によって異なります。
人は
目的志向型
問題回避型に大きく分けて2つのタイプがある。
相手のモノサシ・価値観に合わせて説明しなければ伝わらない。
相手の思考回路を理解すること。
聴くことは受け止めること
「判断せずに」受け止めることも大切です。
「私」はとすぐに話したいところを
「あなた」はに変えて話す。
「というか」という言葉はマウント取りにつながりやすいので
「ということは」に変える。
相手を理解する。
言葉を変えること。
あと大切なのは
自分の内面と向き合うこと。
自分が何者かを知ること。
自分を言葉にすることも大切です。
説明の上では
印象に残ったエピソードを話すこと。
具体的に話すこと。
ものすごく手間をかけてつくられています。
↓
原材料の採取から最終の商品ができるまでに
100を超える工程がありすべて手作業なんです。
という説明の方がより伝わります。
深谷さんのお話を聴いて思ったことは
「優しさ」です。
相手のことを理解するのも
わかりやすい説明を心がけるのも
「優しさ」
「思いやり」です。
相手に
自分に
誠実に向き合い
相手を理解し伝わるように言葉を選択する。
何度も繰り返し
毎日、日々の会話の中から繰り返し
相手の理解と自分の内面を掘り下げていけば
説明は自然とうまくなる。
深谷さんのお話は本質的で優しさにあふれていました。
深谷さんの2冊の著書を読んで
より考えを理解したいと思いました。
深谷さん。
2冊の著書に込めた思いをわかりやすくお話しいただきありがとうございます。
賢い人のとにかく伝わる説明100式
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