2023年6月12日(月)7時~
第496回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】医療ってなんだろう?
~30年看護師として医療現場で働いて思うこと。これからやりたいこと。~
【進行役】 森 美世子 さん
看護師として30年。
勤務されてきた森さんに本日は発表していただきました。
人工透析や心療内科の現場で働かれてきて
さまざまな経験を森さんはされてきました。
若者の鬱病が多い現状。
医療の現場では
するべき仕事が多く、時間に追われて、
患者さんと対話する時間があまりとれない現状。
心療内科でも
患者さんへの会話が
鬱病の症状が悪くなってはいけないと
リスクを恐れて、会話を控えたりしてしまうケースが
発生したこともあります。
そんな中でも
森さんは
患者さんへの声かけを意識されています。
好きなものや
趣味について話かけます。
私たちは
自分に対しても、人に対しても
折り合いをつけるということが大切かもしれません。
自分に厳しい人は、他人にも厳しくなりがち。
時には自分をいたわることも大切です。
健康であるためには
自分の状態がわかっていることが大切です。
自分で自分の体を整えること。
食事に気を使い
運動をして
無理をしないこと。
体の状態が悪いと病院に行きますが
病院に依存しすぎるのもいけない。
ある程度、自分で予防できて
自分の体を理解して
セルフケアできるのが一番いい。
そうして健康を維持する。
でも人ですから、
病気になるときもあります。
そのときも自分が気になるところを先生に聴くことも重要。
病院も忙しいので、先生に多くの質問をするのはできないですが
聴きたいことを前もって決めて、2~3個の質問をすることは大切です。
今、国としても医療費が増えて、大変な状況になっている現在。
一人ひとりが健康であることが
個人に対しても
社会に対しても
とても意味があると感じました。
私たち、一人ひとりが良い意味で「自立」すること。
コロナでこの3年間。
いろんな意味で社会は変わりました。
先生も患者さんの目を見て、舌を見て、顔色を見て、おなかを触り、
聴診器をあてる。
昔のお医者さんがしていた、当たり前の診療が、変わってしまっている現状も
ある。
その中で、30年の森さんの経験はとても貴重です。
森さんは誰もが気軽に自分の体のことを相談できる
「保健室」のようなものをやりたいと考えられています。
話をするだけで症状が良くなる人もいる。
人。ですから、話ができる場所があることは、とてもありがたいことです。
そこに経験豊富な
話しやすい人がいれば、とても安心できます。
セルフケアも、もちろん、良いことなのですが
時には人に頼ること。
相談することも大切なこと。
本日の森さんのお話を聴いて
私も自分の体や、家族のこと、これからのこと、今までのこと
いろんなことに、思いが溢れてきました。
森さんの経験からの
印象に残っている患者さんのお話など
なかなか聴けない貴重なお話をありがとうございます。
今後
森さんはカラーや、ぬり絵を使ったイベントなど
これからやっていきたい活動があるということなので
これからの森さんの活躍が楽しみです。
本日は私が寝坊をしてしまい、発表者の森さん、参加者の皆さまに
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
今後はこのようなことがないように、自己管理をしっかりしていきます。
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