「ふびんなガラスにもう一度かがやきを」と生まれたブランド gl+(ジーエルプラス) 可能性に賭けるガラス会社三代目社長の熱き思い。

2023年6月19日(月)7時~
第497回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】ガラス会社・三代目社長の熱き思い、これから目指す未来 ~ガラス業界の変革への挑戦と新しき試み~
【進行役】津田 慎介

今年1月に父親から会社を引き継ぎ 津田硝子株式会社・社長となった津田慎介さん。
ガラス業界独特の慣行・市場・地域性を疑問視し、新しいことに取り組まれています。
新しい試みに込めた思い、
これから目指す未来についてお話いただきました。

建築用ガラスの販売・施工を手掛ける津田硝子。

ビルに使われるガラス。
建築会社からいただいた図面をもとにガラスを発注します。
工期の短期化の問題もあり
現場を実際に見て寸法を測り、発注するということが
現実的にできない。

実際のビルにガラスを取り付けてみると
合わないケースもある。
図面が変更になっていたのに伝わってなかった。
ということが現場監督の若年化の問題などもあり
現実に起こっている。

そうして
本来、生まれるはずのなかった
廃棄ガラスが発生してしまうということが起こったりする。

実際、さまざまなケースによって発生した
多くの廃棄するしかないガラスが
自社の倉庫にたくさんある。

なんとか、活用できないか?
そこで津田さんは
「ふびんなガラスにもう一度かがやきを」 と
廃材となるガラスを活用したブランド
gl+(ジーエルプラス)を立ち上げました。

ECサイトの活用
ガラス作家さんとのコラボ
ワークショップ
建物への再利用

廃材となるガラスを活用するため
いろんな可能性を試しながら
一歩一歩前に進んでいきたいと考える津田さん。

今までのガラス業界の慣行から一歩先を見据えた試みだけに
会長であるお父さんとの意見の相違も
従業員との意見が合わないということも起こっています。

ただ
今のままで良いのか?
このまま現状に甘んじて、何も変更なく
そのままでいいとはだれも思っていない。

諦めず
進んでいく
思いを大切に進んでいく。

津田硝子のファンを増やすために

ガラス業界の慣習を変えるために

天白にある自社の倉庫を活用した
展示スペースやワークショップができる場所を作る
人が集う場所をつくる計画

廃棄するガラスを見える化する試み

建物に使っていたガラスを
また建物に使う試み

ガラスの魅力の発信
業界での悩みを理解していただく活動
外部の人たちとのコラボなど

考えながら
色んな可能性を模索しながら
地道に進んでいくこと

可能性に賭ける
津田さんの思いが伝わってきました。


津田さん。
なかなか聴けない
業界独自の問題や
これから、やっていきたい試みのお話をありがとうございます。

参加者の方からも
ガラスを利用した商品開発。

アクセサリー以外の商品が作れないか?
などいろんな意見をいただきました。

これからの津田さんの活動が
うまくいくように願っています。

愛知のガラス工事なら津田硝子株式会社 | 快適空間を作り出すプロの技



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