時代にそぐわない「ブラック校則」。おかしいことは「おかしい!」と言おう!

2023年3月27日(月)7時~
第486回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】ここが変だよ?!日本の学校〜ブラック校則をぶっ壊す〜
【進行役】永目 健一郎

元高校教師で
現在は予備校講師・塾コンサルとして活動されている
教育業界歴18年目の永目さん。

今日は時代にそぐわない
「ブラック校則」についてお話いただきました。

ツーブロック禁止
眉毛を整えること禁止
ポニーテール禁止
セーラー服のリボンの結び目の大きさに規定がある
女子の下着の色をチェックする
ブレザーの下に防寒着を着てはいけない

生徒からはこんなのおかしいよな。
と思われる校則の数々を紹介していただきました。

なんで?
こんな校則があるの?
と突っ込まれたときにその理由を説明できない。

そもそも存在が
個人の趣味的レベルで
存在自体がおかしいもの。

世の中的におかしいものが多くある。


教育をする人
先生が
校則を決める人が世の中とズレている。

学校組織で上の地位の
責任を持っている人に対して
「この校則。おかしくないですか?」
と言える雰囲気がない。

「そんなこと言えない。」
感じになっている学校組織の現状を感じました。

80年代~90年代にかけて
学校現場が荒れていた時期があった。
そのためにいろんな校則ができた事実ももちろんある。
生徒を抑えるために一定の効果があったこともある。

でも、
「おかしいよな。」
と感じるものに
何も言えず、そのままになっていてる現状はやはりおかしい。

おかしいことは
おかしいと言える。
そして話し合い、校則を変えていけるように学校現場を変革する
必要性を感じました。


永目さんがおすすめするのは
「おかしい」と思ったことに対して
賛同者を募り
複数名でグループを作り
先生に問題を伝える。

子供の意見を聞いて
個人の判断で、学校に対して意見を言うことも大切なんですが
やはり伝わりやすいのは
複数名でグループで意見を伝えることです。

一人一人が
「おかしい」と思うことは意見を言い、
変えていく。
この行動こそ大切だと思います。


学校の行っていることに
「異」を唱えると内申点が下げられるのではないか?
とも思っていましたが
今は入試に対しての内申点の比率は下がっていて
それほど心配するほどの影響はないそうです。

永目さんは自分が問題に思っている思いを
ラップに込めて
発信されています。

日経新聞が主催しているラップコンテストにも応募され
新聞にも掲載されました。

永目さんにラップを披露していただきましたが
とても気持ちが伝わってくるものでした。

ラップに思いを込めることで
伝わりやすくなるんですね。

音楽の良さを感じてしまいました。

教育現場における先生の負担は
「部活と校則を削ぎおとすこと」で実現できるのではないか?
と永目さんは言います。

おかしいと思うことはそのままにしておかない。
ちゃんと声を上げて、伝えることの大切さを感じました。

自分の思いを人に伝える。
効果的なやり方を考え
賛同者を募ることも大切です。

私も三人の子供がいますが
学校に対して「おかしい」と思うことはやはりありました。

子供の話から「おかしい」と思うことがあれば
やはり行動を起こし
声を上げることは大切ですね。


永目さん。
今回は様々な生徒さんから寄せられた意見や
ご自身の経験をもとにした
思い溢れる発表をありがとうございます!

永目さんの tiktok と本のURLです。

tiktok(ブラック校則撲滅ラップ) https://www.tiktok.com/@nagame12344649?_t=8azD7oYjIX3&_r=1

ここが変だよ?!日本の学校 https://www.amazon.co.jp/dp/B0BTS9MMYQ/ref=cm_sw_r_as_gl_api_gl_i_RV4VEJYBZZCH5YSC828H?linkCode=ml1&tag=suu6117108-22







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