「尊いのは足裏である」。健康の変化は足から始まる。 足から健康を築いていこう!

2022年12月12日(月)7時~
第472回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。

【テーマ】陰陽のバランスと足の健康
~中国伝統医学や易学の考えが盛り込まれた足の大切さ・楽しさのお話~
【進行役】柏村 学 さん

本日は
日本若石健康研究会(総本部は台湾)で若石健康法という足の健康法の教育普及をする仕事をしている柏村学さんにお話いただきました。

発祥地が台湾であるという関係で、
理論体系の中には、中国伝統医学や易学の考え方が盛り込まれています。
ですから、陰陽のバランスをとても重要視している足の健康法です。

本を出すほど「易学」に詳しい柏村さん。
易学は
陰陽のバランスを重要視します。

足の裏は体の縮図である。
足の裏の面積は体全体の2パーセントにすぎない。

ですが、足の裏を揉むことで
マッサージすることで
体が健康になる。


足の裏の色を見ても
赤=肝臓
紫=循環器
白=呼吸器
黄=消化器
上記の色をしている足裏の方は
上記の臓器に問題をかかえていることが多い。

これもそれぞれ
陰陽のバランスを欠いているから起こること。

足裏が張りすぎてもいけないし
しわが多すぎてもいけない。
どちらも陰陽のバランスを欠いています。

若石健康法の指導を受け
3か月間
週一回施術指導を受け
毎日セルフケアをした方は
左右の足のバランスがとても悪かったのですが
改善されました。

足の指が浮く症状だった方も
改善されました。

陰陽の考えでいうと
天と地が逆である状態。

「天」が下にあり
「地」が上にあるとき
「泰」の状態といわれ
天と地との交わりを考えたとき
天が下で充実しており
地が上で虚の状態であるとき
すごく良い状態であると言えます。

これを体で置き換えたとき
足が充実していて
上半身に力が入っていない「虚」の状態
頭にも血が上っていない状態のとき
陰陽バランスが良く、いい状態であると言えます。


陰陽は常に変化します。
一日の中でも変化する。
お昼12時は 牛の刻と呼ばれ、陽が極まるとき、同時に陰がはじまるとき
深夜0時は 子の刻と呼ばれ、陰が極まり、同時に陽がはじまるとき

1年に置き換えれば
陽が極まり、陰がはじまるのが「夏至」
陰が極まり、陽がはじまるのが「冬至」

1日においても
陰陽は常に変化をしています。

陰陽の変化は体でいうと「足」から
はじまります。

健康の変化は足から始まる。
足から健康を築いていく。

毎日15分。
足裏を揉むことはとても効果がある。


最後に
詩人の
坂村真民(さかむらしんみん)の詩を
柏村さんは吟じてくださいました。

「尊いのは足裏である」という詩です。

尊いのは
頭でなく
手でなく
足裏である

一生、人に知られず
一生、汚いところと接し
黙々として
その努めを果たしていく

足の裏が教えるもの

しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ

という詩でした。

足の裏という場所は
目立たないところではありますが
黙々と役割を果たしてくれる
足裏に感謝し
足裏を揉み
整える
毎日の足裏のセルフケア
その大切さを知りました。

私もこれから足を毎日15分揉み
整えたいと思います。

柏村さんに
すぐに効果が実感できる
足裏のマッサージの実践をしていただきました。

前屈で
地面まで
両手がつかない方

背中までを回して
左手と
両手が
上下からそれぞれの手をまわして
繋げない方

足を左右に大きく広げることができない方

それぞれ一人ずつ
朝活の間に
柏村さんにマッサージをしていただきました。

それぞれ
みんな
症状が改善されました。

柏村さんのしたことは
足の裏をマッサージしただけです。

これを目の前で目の当たりにし
足裏マッサージ
の凄さを知ることができました。

柏村さん
なかなか聞けない足裏のお話をありがとうございます!



柏村さんは足の健康法の
YouTubeもやられていて
アマゾンで「易学」に関する書籍も販売されています。

YouTube チャンネル
国際若石メソッドスクール
https://www.youtube.com/@user-dq4zk2nl7d/featured


こころで読む『易経』 ~本当の自分を知る 良知易のすすめ ~

柏村さんとは
日本陽明学を学ぶ勉強会で知り合いました。
陽明学研究家の
林田 明大先生から陽明学を学ぶ勉強会です。
陽明学の神髄は「良知を致す」
私欲にとらわれては判断を誤る。
日常生活の中で心を磨く
日本陽明学をこれからも柏村さんと共に学びたいと思います。

日本陽明学研究会、姚江の会・東京
林田明大先生を講師に、陽明学を学ぶ「姚江の会 東京」のグループです。









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