私が好きな歴史上の人物。江藤新平

私は司馬遼太郎が好きです。

高校時代からよく読んでいます。

幕末ものが特にいいです。

特に好きなのは

江藤新平です。

江藤新平の生涯は司馬遼太郎の小説

「歳月」に描かれています。

とても貧乏で武士の中でも最低の身分の出身でした。

ただ頭は抜群に良かった。

でも普通に過ごしていては身分低い、貧乏なまま。

自分の能力に自信があった江藤は考えた。

「賭けにでよう!」

江藤が生まれた佐賀藩はとても大きな藩で豊かであった。

国力もすごくあって産業も盛んだったので

軍艦を作ることできるほどの実力を持っていた。

その藩主が鍋島閑叟。

藩始まって以来の優れた藩主と言われていました。

だからこそ藩の情報統制には厳しく、幕末であるのに

佐賀藩で脱藩をする人間はいなかった。

でも江藤は決心する。

「脱藩して京都に出よう!」

いろんな人からお金を借りて、江藤は脱藩。

京都に出て、長州藩の桂小五郎や伊藤博文と会ったり

当時の京都の情報をつぶさに調べ

「京都見聞」という一冊のレポートのまとめました。

脱藩した江藤は周りの反対を押し切り、佐賀藩に戻ります。

戻れば確実に死刑になるというのに。

江藤の目的は

佐賀藩に「自分の能力」を認めさせることにあったので

江藤にとっては京都に行って、藩に戻らなければ意味はなかったのだ。

京都に戻り、藩の役人に捕らえられます。

そして今でいう「裁判」にかけられるのです。

江藤の生死を決めるのは

藩主「鍋島閑叟」。

彼は江藤の書いた「京都見聞」を読み、その鋭い分析に驚き、

これほどのものを書けるものが我が藩の卑士の中にいたのか!

と驚いたと言います。

弟とともに江藤はその判決を聴きに佐賀城に行きました。

そこでの判決は・・・

つづく・・・

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