2025年大河ドラマの舞台は吉原。どんな場所だったのか?

2024年12月16日(月)7時~
第570回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】親なし、金なし、画才なし“江戸のメディア王”時代の寵児・蔦屋重三郎が過ごした吉原~2025年大河ドラマの時代・舞台がわかり、より大河が楽しめるお話です。~
【進行役】 西野 慎祐  

来年、2025年のタガドラマは江戸のメディア王として
出版の世界で大活躍した蔦屋重三郎。
重三郎が育ち、過ごした吉原について
歴史に詳しい西野さんに発表していただきました。

吉原が語源の言葉は意外と多い。

やりて
相方
お茶を引く
まわされる
茶柱が立つ
おあいそ
あがり
キザ
かまとと
もてる

吉原は1617年に今でいう220M四方の土地にありました。

1656年に現在の地に移動。
265M×354Mの土地になり広くなりました。

幕府公認の遊郭として栄えた歓楽街である吉原。
庶民の憧れや文化の発信地でもありました。

吉原で働く遊女は
家のため
家族のため
売られてきた人たち。

はじめは大名や上級武士がお客さんの中心でした。
1回遊びに行くと300~400万円も費用が必要で
とても高額でした。
でも時代を重ねるにつれ
庶民にお客さんの中心が移っていきます。

吉原で働く遊女は年2日しか休みがなかった。

お客様を断る権利は遊女にもあり
遊びに来たお客様に対して遊女が来ないということもあった。

吉原細見という書物があり
吉原の遊女の紹介がされている
ガイドブックが出版されていた。
今でいう風俗情報誌。

原に点在する妓楼やそこに所属する遊女のランクが掲載されていた。

まず吉原に行く際は
茶屋を通してお店に行く。

今でも吉原には情報喫茶があり
ソープランドで働く女性の写真が見れ、
お店の紹介をしてくれる。

今でも情報喫茶があるのは日本で吉原くらい。

吉原はワンダーランドであり
地方から江戸に来た人たちの観光名所の一つでもありました。

吉原の花魁を身受けするときにかかる費用は
現在の貨幣価値で2億円とも言われ
かなりの高額でした。

江戸幕府公認で売春が認められていた吉原。

花魁道中と言われるものは

花魁を買った男の名誉のために行われたもの。

江戸のメディア王と言われた
蔦屋重三郎 。

その生涯のほとんどを吉原で過ごしたと言われています。

葛飾北斎や山東京伝、喜多川歌麿など
様々な絵師の作品をプロデュースしていた蔦屋重三郎。

彼の人生と吉原がどのように描かれるのか?
主役の蔦屋重三郎を演じるのは横浜流星。

2025年の大河ドラマが楽しみです。

西野さん
なかなか知れない吉原の歴史をお話いただき
ありがとうございます。

西野さんは
来週の朝活で発表して頂く
薬剤師・鍼灸師・医学博士。雲竜ビルはり治療室・漢方薬局 院長の
所崇さんと下記のイベントを開催されます。
ぜひ興味のある方。ご参加ください。
漢方と春画 旅の巻
1月25日(月)18時~19時30分
名古屋市中区大須4-1-11 OSpace 2階

https://www.facebook.com/events/3488711808089696/

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