自分のルーツがここにある! 107年の歴史への感謝!4代目としての思い。

2023年 8月21日(月)7時~
第505回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。

【テーマ】創業107年の会社を継ぐ生き方
~4代目として今、思うこと~
【進行役】篠田 朋香

1916年 創業された会社  株式会社エス・エヌ・テー
4代目として会社を継ぐ決心をされた篠田さん。

会社に対する思い
今の会社の事業について
これからについて話していただきました。

古紙リサイクルの事業は新聞紙のリサイクルが中心。
業界自体が縮小傾向にあり
シェアを増やすか?
今後どのように取り組んでいくか?
模索している段階。
ただ危機感は常に持たなければならないと考えている。

古紙リサイクル事業は地味な仕事。

祖父のことが大好きだった篠田さんとしては
祖父が育ててきた事業である。

事業を継続していきたい。
切りたくない!


音楽大学を卒業して日本舞踊・西川流事務所で勤務しながら
舞台俳優としても活躍されていた篠田さん。
会社100周年式典への手伝いを父親から依頼され
そこから 2014年より
株式会社エス・エヌ・テー で働き始めます。
当初は淡々と仕事をして、仕事が終わったら
飲みに行く生活。
舞台へのあこがれもあり
やさぐれていた自分がいました。

そんなとき
知人から
「自分の会社を舞台にしてみたら!」
という助言もあり
「それなら楽しんで仕事してみよう!」と
仕事に対して前向きに取り組めるようになりました。

西川流の事務所で働いていたときは
三世家元であった西川右近氏の伝統を守りながら
新しいことを始める姿をまじかに見ていました。
周りの人との軋轢もありながら、自分の信じる道を進む姿は
とても学ぶものがありました。

現在はインターシップに力を入れていて
学生と共に
新規事業にも取り組んでいます。

今の会社で生み出せる
再生紙を使用して
何ができるか?

アップサイクル事業ができないか?

紙を再生して、価値を逆に上げることができないか?


新聞が再生されていく
回収された紙がこんなふうに変わっていく
そういうモノの流れがわかる
情報発信。

魅せる企業を目指したい。

アップサイクル事業がうまくいけば
本当にいいなあと思います。

自分のルーツがここにあり
歴史に感謝している篠田さん。

歴史、社会的意義に
思いが加わり、新たな歴史を築いていく!
そのためにはブランドを作ること。


篠田さん。
ご自身の体験に基づく思いのつまった発表をありがとうございます!

2023年9月17日11時~
第3回目のアートな工場祭が開催されます。
ぜひ興味のある方は行ってみてください。

アートな工場祭2023 ~運河のほとりでつながるマルシェ~
Spread Circulation SNTさんが名古屋市で日曜日, 9月 17 2023に開催するイベント

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