縄文時代の生き方に学ぼう!~幸せに生きる必殺技がここにある~宮﨑裕己彦

2026年9月14日(月)7時~
第656回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。
【テーマ】縄文時代の生き方に学ぼう!~幸せに生きる必殺技がここにある~
【進行役】 宮﨑 裕己彦

今回の朝活では私、宮﨑裕己彦が発表しました。
最近、ハマっている縄文時代の生活についてお話させていただきました。
マレーシア・ボルネオ島にプナンという民族が住んでいます。
彼らは狩猟採集民。
日本で言うと農耕が始まる前の縄文時代の生活に近い生活です。

日本の文化人類学者である奥野克己氏が20年間。
プナンと日本を往復し、共に暮らして
プナンの生活を観察してきました。

はじめはプナンを訪れたとき
奥野氏が持ち込んだ大量の食糧を
プナンに食べられてしまい、
とんでもないところに来たという感覚がありました。

しかし半年間、プナンと共に暮らして感じたのは
シェアして暮らす楽しさ。
日本での生活はプナンと比べると地獄と感じるようになってしまった。

プナンには「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉が
ありません。

「借りる」という言葉はありますが
「返す」という言葉がありません。


モノはほぼシェアするので
所有の概念がありません。


プナンは優しく、とても人に気を使う。

集団で生活しているので
喧嘩はよく起こる。

でも暴力はない。

喧嘩になるとののしり合う!

口汚くののしりあい、たくさんの人が見物している。

最期は疲れ果ててしまい、喧嘩していたことも忘れてしまい
翌日にはケロッとしているとのこと。

感情を抑える現代の社会とは異なります。

プナンの生活には「所有」がないので
「財産」がない。
それはとても気楽です。

農耕が始まり、貧富の差が生まれ
格差が生まれた。

人類の歴史は約700万年。
うち699万年は狩猟採集生活でした。

狩猟採集の生活は自然とともに生活していた。

獲物を捕獲しても貯めておくことができない
腐ってしまうから
一日のうちに食べてしまう。
大きな獲物が獲れたときは吐くまで食べる。
一日に4食も5食も食べる。

プナンは今ココを大切にしている。

我々の目から見ると
毎日ダラダラと食っちゃべって暮らしているようにしか見えないかもしれない。


プナンのためにマレーシア政府が作ってくれた炊事場がある。
そこにはカセットコンロがある。
ガスボンベが残り1本を切っても彼らは次のガスボンベを用意することはない。

ガスがなくなってから行動する。
なくなったら持っている人にもらえばいい。
誰かが持っているだろうと彼らは考える。

率先して分け隔てなく分け与える人が「ビックマン」と呼ばれ
尊敬される。

ビックマンも私腹を肥やしたり、自分の家族だけを優遇したりすれば
周りの住民は黙って去る。
決して争うことはない。


プナンは人生の中で6~10回結婚し、そのたびに2~3人の子供を作る。
プナンの男は夜這いをする。
同じ集落での夜這いは禁止されており、
離れた集落行って、まず男は女の親と話をして
許可を得てから夜這いをする。
プナンの男はタフだという。
自慰行為することもない。

人間は集団で生活してみんなで支え合って生きてきた。
集団の中で自分のポジションを相対的に感じながら探りつつ生きてきた。

プナンの生活にはヒーローを作らない。
格差を作らない工夫にあふれている。

うつ病もない。
引きこもりもない。
皆が楽しそうに暮らしている。


農耕が始まってからの社会制度は我々のDNAには合わない。

そうは言っても我々の社会が狩猟採集生活に戻ることはない。

その中で楽しく生きるには
「忍ぶ」精神が必要だと思う。

「忍ぶ」は本来「耐える」「隠れる」という控えめな言葉ですが、
「強い意志」「忍耐力」「美学としての慎み深さ」というポジティブな意味として捉えることができます。

今の世の中は「強さ」も必要かもしれない。

優しさと同時に必要な強さ。

私も父に強さを教わった。

生きる努力も必要だ。

困難にあった時、立ち向かう強さも必要。

ただ人は個人主義に耐えれるほど強くはない。

本来、人はワイワイと助け合いながら生きる生物なのだ。

これからも私は「忍ぶ心」をしっかりと持ちながら
今ココを大切に譲り合いの精神をもって、優しく、強く生きていきたいと
この朝活での発表を通じて思いました。

発表の最後に中江藤樹の詩・忍字に題すという詩を
吟じました。

詩吟は私が4年ほどやっているのですが
声も出しますし、半年間かけて一つの詩を練習するので
詩心も養われます。
今の社会に生きる人々に足らないもの、
それは詩心であり忍ぶ心。
そういうものを詩吟は教えてくれます。


これからも朝活はもちろん、飲み会や勉強会、交流会などワイワイと楽しみながら主催や参加しながら生きていきたい。
みんなと今ココを楽しみたい。


詩吟教室は伏見の名古屋市短歌会館で
月2回水曜日に13時もしくは19時から開催しています。
2回無料体験もできますので
ぜひ興味ある方は
宮﨑 裕己彦 まで連絡ください。



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