万年筆は人類が生み出した最高の筆記用具です。

2019年 9月30日(月)
第322回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。
テーマ:よい仕事は、よい道具から!
~文字の力引き出す究極の筆記具「万年筆」で自分自身を解き放つ!~
進行役: 川崎 紘嗣さん

川崎さんは岐阜県大垣市の創業96年目の川崎文具店の5代目です。
10年前にお店を継いだ時とき
普通の文房具店から品ぞろえを大きく変えて
万年筆とインクの品揃えを増やし、
今はインクも250種類あり
オリジナルのインクも作成する
色彩の錬金術師「インクバロン」 として
活躍されています。

かつて文房具店は全国に3万店舗ありました。
現在は3千店舗まで減りました。

普通の文房具店と違い
自分の大好きな「万年筆」と「インク」の品揃えを大幅に増やした
川崎さん。

そんな川崎さんの「万年筆」と「インク」の話。
思わず欲しくなる。
万年筆とインクが欲しくなる。
そんな話でした。

万年筆は、書けば書くほど、その人のクセを吸収し、どんどん使いやすくなっていく。
人類が生み出した最高の筆記用具です。
万年筆は書けば書くほど、ペン先が削れて、その人だけのものになります。

トメ、ハネ、ハライが表現できます。

万年筆はペンの重さだけで書くことができ、
書くのに疲れません。
ボールペンと比べて書くのに力がいらず
自然体で書くことができます。
ボールペンだと力が入るため
書く時の姿勢も猫背になりやすいです。
でも万年筆ならチカラがいらないので、
背筋が自然と伸びます。

万年筆で書いた字は何とも言えず、
「味」があります。
「インク」の優しい風情があります。

インクも調合することで
いろんな色を表現できて
奥深いです。
黒の中に青みがあったり、
黒の中に赤みを入れたり、
いろんな色が表現できます。

万年筆
プレピーを川崎さんから朝活の参加者の皆さんにプレゼントしてくれました。
万年筆は書きやすく、字を書くのが楽しくなります。
自然体でサラサラかけるのが良いです。

最後に
アメリカのパーカーというメーカーの
ビッグレッドと万年筆を紹介した頂きました。
エジソンやマッカーサー、ブッシュ大統領、エリツイン大統領も
愛用し、マッカーサーがミズーリ号で太平洋戦争終結の際の文書に使用した
万年筆。
ブッシュ大統領・エリツイン大統領が軍縮条約の文書にサインを入れるときに
使用した万年筆。
世界を平和に導く場面で使用された万年筆。
そのような歴史やストーリーを知ると万年筆。
欲しくなりますね。
このパーカーの「ビッグレッド」という万年筆は9万円です。

万年筆は10万円のものまでペン先にお金をかける。
それ以上の値段のものになると
ボディにお金をかけるようになります。
このパーカーの「ビックレッド」のペン先は
職人がクルミのチップで50時間もペン先を磨くそうです。

職人が手作業で作る道具。
一つ一つ違うもの。
使用し始めると、その人のクセを吸収し、人に合わせて使いやすくなる。

万年筆は世界に一つしかないものなのです。

万年筆は贈り物にも良いです。
社会人になる人への贈り物に最適です。
社会人には自覚と責任が求められます。
万年筆の字は消せません。
やり直しがききません。
社会人になる人への贈り物にピッタリです。

僕は万年筆の自然体で書くことができる
書きやすさ。
インクの風情のある優しい感じがとても好きです。

人類が生み出した最高の筆記用具。
万年筆。
今日はその世界を良く知ることができました。
川崎 紘嗣さん
万年筆愛とインク愛溢れる素晴らしいお話をありがとうございます。
とても書きやすい万年筆。
プレピーまでプレゼントしていただきありがとうございます。

川崎文具店では
万年筆の試し書きができます。
お客様の平均滞在時間は2~3時間。
万年筆とインクが大好きな、その魅力に取りつかれ
それを愛する店主がいる店。
とても素敵なお店です。
JR大垣駅から徒歩3分の距離にお店はあります。
ぜひ、万年筆とインクの世界に触れたい方は行ってみてください。

http://www.kawasaki-bunguten.com/


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