2020年 10月10日(月・祝)7時~
第463回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】漢字で見る歴史裏話 〜‘祝う’と‘呪う’は同じモノ!?〜
【進行役】新町征太臣(しんまちまさふみ) 征太臣新町
本日は
古代史をエンターテイメントにしたい!と「かたり屋」として活動され、
小説も執筆中の新町さんに発表していただきました。
「祝う」と「呪う」の漢字のお話。
大陸から伝わってきた漢字が日本で意味が変わり
新しい漢字が誕生する。
しめすへんの成り立ちを聞きましたが
初めて聞く話ばかりで驚きの連続でした。
しめすへんは「いけにえ」を表すとのことで
これはズシンとくるお話でした。
古代の歴史を研究している新町さんですが
大和朝廷が日本を支配していく過程で
歴史はやはり大和朝廷の視点からつくられている。
まさに歴史は勝者の歴史。
伊勢神宮は
かつて朝廷の支配が及んでいなかった地域であり
そこに大きな権力があったと思われ、
滅ぼされた側の人たちを弔うために建てられている。
これは出雲大社も同じである。
滅ぼされた側の魂を弔う。
滅ぼした側が
滅ぼされた側の魂を鎮めるために作ったのが
伊勢神宮であり、出雲大社であるというのが
新町さんの見解です。
この思いで
伊勢神宮や出雲大社やそのほかの神社の
成り立ちを考えると
スピリチュアルな気持ちで神社に行くという
気にはなれないと
新町さんは言います。
菅原道真が学問の神様となったように
かつて活躍し、敗れた人。
この魂を鎮めるために菅原道真を祭りました。
これが大宰府天満宮であるというのは知られた話です。
勝者にとって
滅ぼしたものの魂は恐怖であり
鎮める必要があった。
古代史はまだまだ分からないことも多い。
ただ
歴史は真実ではなく
勝者がつくるものという
新町さん思いは理解できました。
だからこそ、
本当のところはどうなのか?
興味は尽きません。
古代史の研究をライフワークとする
新町さんの気持ちも頷けます。
いろいろな漢字の意味もいろいろとお話の中ででてきたのですが
たくさんの情報を私がまとめきれる能力がなく
一例をご紹介します。
稲荷(いなり)の語源は
鋳成
鉄を作るという意味です。
古代において「鉄」は力であり
権力の象徴です。
「鉄」を握ったものが権力を持つともいえます。
ただ古代において鉄を作るのは大変で
身分の低い人がやっていたそうです。
その魂を弔うために
神社に
「稲荷」があるとのこと。
今回の新町さんのお話は
初めて聞く話ばかりでしたので
とても面白いお話でした。
古代史はエンターテイメントである
わからないからこそ
調べる楽しみがあり
想像する喜びがある。
新町さん。
貴重なお話を
ありがとうございました。
新町さんは
「かたり屋」として
裏歴史の古代史。
新町さんのお話を聞きたい方や
小説を読みたい方は
征太臣新町
にぜひ連絡をとってみてください。
小説の出版も目指されているということなので
出版に詳しい方。
ぜひなにか情報持っている方は教えていただけると
ありがたいです。
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