本当のカッコ良さとは、なんだろうか?

2022年 10月17日(月)7時~
第464回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】世界基準から想像した価値観
~たくさんのお客様から学んだ本当のカッコよさとは?~
【進行役】 奥本 吉典 さん

大学を出た後、生地の商社、ラグジュアリーブランド、高級セレクトショップでの店長等、32年間ファッションの世界を旅をしてきた奥本さん。

たくさんのお客様と接する中で
日々、感じること。
本当のカッコ良さについてお話いただきました。

何がカッコ良いのか?

価値観を持つことの大切さ。

価値観を持つには
自分を知ることも必要。

ファッションに対する知識も必要です。

奥本さんはスーツを生地からオーダーメイドでつくる方です。

スーツに対する知識もとても豊富です。

だから本場のイタリアのこともよくわかっています。

奥本さんが接するお客様の中にも
芸能人の持っている商品がほしい。
とか
ブランドものがほしいと希望されるお客様が多い。

そのような方々は
情報源がテレビだけであったり
ファッションに対する知識は
あまりない方が多い。

あか抜けている人は
自分の中に価値観や
知識があり
自分にとって必要であるものや
必要でないものがわかっている。


ヨーロッパにおいては
人種差別は当たり前に存在している。

アジア人に対する差別も、もちろんある。

差別があるから
ファッションが大切になる。
身なりがとても大切になる。

日本ではヨーロッパほど人種差別はないし
そこはとても良いところなのだけれど
ファッションにヨーロッパの人々ほどに意識が薄いのは
そのようなところにあるのかもしれない。

基本を知り
知識を持ち
自分を理解し
価値観を持つ。

自分にとって
必要であるもの。
必要でないものがわかる。

芸術にたいする理解。

本当に良いものに対して高くても良いからお金を払う。

本物とは何なのか?


既製品より
オーダーメイドのほうがつくるのは大変だし
手間がかかっている。
職人の技術も必要です。

コスパや効率を重視するあまり
文化
伝統
芸術
知識
価値観
といったものを
今の日本は軽く考えているかもしれない。


奥本さんのお話を聴いてそんなことを思いました。

本物のスーツをオーダーメイドで
生地からつくる奥本 吉典さん。

長く
ファッションの世界を旅してきて
たくさんのお客様に接する中で思ったこと
なかなか聴くことができないお話をありがとうございます。




















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