100円ショップの大手。ダイソーがついにペイペイを導入した。これは大きな時代の変化。

100円ショップの大手。
ダイソーがついにペイペイを導入しました。
先月、名古屋市の栄のダイソーに行ったら
ペイペイが導入されていました。
10月2日に家の近所のダイソーに行ったら
ペイペイが使えるようになっていました。

店員さんに「ペイペイ。いつから使えるようになったの?」と聞いたら
「昨日からです。」と言っていました。
この消費税増税のタイミングで
ペイペイを導入するダイソー。
時代の変化を読んでいる。

ダイソーは屋内の店舗数は3000店舗を超えて
海外も26か国。
2000店舗くらいある。
売上高も4000億円を超える。

創業者の矢野博丈会長は
10年前まで「ダイソーはすぐにつぶれる」と思っていたそうです。
故郷広島で魚の養殖をしていた矢野会長は、事業に失敗し、借金を背負います。
なんと、「夜逃げ」をして東京に出てきたそうです。
しばらく東京で暮らしていましたが
借金を返済せず、東京に逃げるという「不義理」を働いた
自分を許せず、なんと広島にまた戻ります。

そんな経験がある矢野会長は
「人は恵まれたと思った瞬間に力が落ちる」
「常に自分は運も能力もない人間だと思ったほうが頑張れる」といいます。

昨年、社長は息子に譲りました。
「感覚が時代に合わなくなったきた。」と感じての決断でした。

息子の意見を聞いて2019年までに
社内のシステムを数十億円かけて入れかえを決断しました。

自らの危機感を糧に
常に一生懸命に仕事に打ち込んできた矢野会長。

仕入れは格闘技。
真剣勝負である。と社内のバイヤーに指導しています。

ダイソーの商品は99%が自社開発商品です。
企画から携わり。メーカーには100万個単位で注文し
在庫をしっかりと持つ。
「在庫は宝の山である」という哲学を持っています。

過去の失敗や苦労をもとに
真剣に考え、一生懸命働いてきた
矢野会長が決断した
このペイペイ導入。

これは時代が大きく変わり
キャッシュレスの時代が来たことを物語っていると僕は思います。



百円の男 ダイソー矢野博丈

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