「負け」について考える。

最近、「過去」を思い出し、味わう時間をとっている。

朝活ネットワーク名古屋で毎年お話していただいている経営コンサルタントの

横山信弘さんが「自分を強くする」という本の中で

「なりたい未来を強くイメージすること」

「自分の過去を思い出して感じる」ことが

とても効果があると言っていたので

最近、自分の「過去」を味わっている。

 

その中で思い出す僕の過去。

辛かった思い出にあえて触れてみる。

思い出してみる。

そうすると・・・

「負け」がでてくる。

 

大学時代、僕はボクシングをしていた。

やってみてわかったのだが、とてもしんどいスポーツ。

弱かったので、よく負けた。

アマチュアボクシングだったので

3分3ラウンド。

判定で負けることはまだいい。

KOされると、倒されて負けると、

ホント惨めな気持ちになる。

 

殴られて倒されるわけだから

肉体的にも衝撃を受けてダメージもある。

KO負けは完璧に負けた感があり

精神的なダメージが大きかった。

 

僕は4回KO負けしたことがある。

顔がボコボコされたこともある。

痛いし、みじめだ。

本当に精神的にやられる。

 

負けた選手には周りの人も声をかけにくい。

 

そういう時、じっと味わうのだ。

 

自分のみじめを味わうのだ。

 

とことんまで味わえば

 

また頑張ろうという気持ちがじわじわ湧いてくる。

 

その繰り返し・・・

 

負けた数だけ強くなれる。

 

一回り大きくなれる。

 

当時のみじめに負けたことを思い出し、

過去と向き合い、味わってみる。

 

その時の気持ちを味わってみる。

 

それが自分を強くする。

 

過去を味わいプラスに変える。

 

過去に蓋をしてはいけないのだ。

 

良い風に解釈していけばよいし、

そのまましっかり辛かったこととして認識したらいい。

 

しっかりと向き合って

己をよく知り

目指す方向を決めていけばよい。

 

いつもスポーツを見ると

僕は勝った人より負けた人が気になる。

 

辛いだろうなあ~

惨めな気持ちなんだろうなあ~

くやしいのだろうなあ~

 

そう思う。

 

でもそこからだ・・・

 

どう捉えて、いきていくか。

しっかりと負けを味わって

進んでいくか。

 

人生は悪いことばかりじゃない、

良くなることを思い、信じて進んでいくのだ。

 

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