2020年12月14日(月)
第378回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。
【テーマ】雑草ビジネス!~雑草に価値をつけて、全国に販売しています~
【進行役】 前田 純 さん
雑草ビジネスを展開している前田さんに本日はお話いただきました。
前田さんは京都大学の農学部で雑草について学ばれ、
私が前田さんと知り合った7年前にはすでに
雑草をビジネスにしたいと取り組んでこられていました。
雑草ビジネスには長期スパンで取り組まれています。
貿易業も取り組まれていて、かなり貿易業では成果を出されていて
利益も出されています。
今回は取り組まれている雑草ビジネスのお話を中心にお話いただきました。
全国に耕作放棄地はたくさんあり、全国では山梨県に匹敵する広さの耕作放棄地があります。
2014年に畑を借りて雑草を育て始めました。
3年くらいで周りからやっていることが認められ
自分が畑で雑草を育てていることが認められ始めたそうです。
雑草を無農薬・無化学肥料でできるだけ人のチカラを借りずに栽培しています。
さまざまな場所で雑草に関するセミナー、イベントをされている前田さんは
現在、サロンを運営されている人と知り合い
「よもぎ蒸し」
のよもぎより、効果が高いものとして、
「セイタカアワダチソウ」という雑草を乾燥させて販売しています。
「 セイタカアワダチソウ 」はアメリカではインディアンの間では薬草として
使われており、かなり研究されていて、薬草効果が高い「雑草」です。
「セイタカアワダチソウ 」は確かによく見かける雑草です。
これを1キロ17780円で販売しているとのこと。
大根1キロは330円。
雑草を販売するにはブランディングが大切。
その効果と効用をしっかり説明する。
もともと雑草ビジネスは誰かとコラボして広めたいと考えていた前田さんは
サロンの方と組んでの商品や
現在、長久手市と組んで雑草を栽培し、商品開発にも取り組まれています。
「ベニバナボロギク 」
「ススキ」
といった雑草も栽培されており、
きちんと雑草を畑で整った環境で育てることにより
良いものを作っています。
前田さんの雑草ビジネスが
食べ物としてではなく
サロンで
美容効果の高い「よもぎ蒸し」で
ヨモギより効果の高い「ハーブ」として
ブランディングされ販売されていることに驚きました。
人とコラボしてビジネスを展開することで
ビジネスは広がるものなんですね。
日本でもかつては雑草は食用としても
商品や服の原料として使われてきました。
でも今はほとんど使われていない。
その雑草が好きで、雑草の可能性を感じて、
長期スパンで取り組んでいる前田さんの
雑草ビジネスの進化を感じることができました。
前田さんはともに雑草ビジネスでコラボしたり
農作業を手伝ってくれる人を探していますので
ぜひ興味のある方は
フェイスブックで
前田 純 さんに連絡していただけたらと思います。
前田さん。
可能性が広がる雑草ビジネスのお話をありがとうございます!
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