愛知県は醸造発酵文化の日本最大の集積地!

2021年4月26日(月)7:00 ~
第394回朝活ネットワーク名古屋
テーマ:愛知県は日本最大の醸造発酵の一大集積地!
〜生き残りを賭ける酒蔵さん・職人さんの取り組み~
進行役:小島英一郎

今回の朝活では
空壜商[くうびんしょう]の
小島英一郎さんにお話いただきました。

一升びんなどのガラスびん容器を日本酒メーカーなどに販売を
販売されている小島さん。
主に一升びんのリユース事業 を行っています。

使用したびんを回収し、洗浄し、販売する。
このように循環する事業。
社会的インフラとして機能しています。
コストも安いです。

家業として
リユースびん事業をされている小島さんが思うこと。
事業を通じて
日本酒メーカーさんとお付き合いがあります。
愛知県には一生懸命、魂を込めて日本酒を造っている職人。
蔵人がいます。

規模の小さい日本酒メーカーは生き残りの戦略として
小ロットで付加価値の高いお酒を造っています。

蔵人さんは一生懸命にお酒を造られています。

蔵人さんの熱意は大変なものです。

蔵人を応援していきたいと考え、行動されています。

現在、新型コロナウイルスの蔓延で
日本酒が売れない現状があります。

やはり日本酒が売れるためには
飲食店が普通に営業できる状態でないと厳しい。

日本酒は
お米


で造ります。

日本の文化の一つです。

小島さんが発信したいことは
日本酒のみならず
たまり、みりん、白醤油、味噌といった醸造発酵の日本最大の一大集積地
であるということです。

これだけ醸造発酵の拠点が集積している地域は愛知県の他にはありません。
これが意外と知られていないことが残念です。

江戸時代には
大阪と江戸の中間に位置する
愛知県の知多半島は日本酒造りが盛んになりました。

八丁味噌で知られる豆味噌

ウナギのたれの原料となるたまり醤油

なごやめしの濃い味付けも
愛知県の醸造発酵の文化に裏付けされたものです。

モノづくりで知られている愛知県ですが
醸造発酵文化も歴史に裏付けられた素晴らしいものです。

コロナが流行る前は
海外に向けて
日本酒の素晴らしさを発信し、販売していこうと考えていました。

今は難しい現状がありますが
またコロナが落ち着いてくれば、販売できる状況になる。

この文化を
そこで働く蔵人さんを応援していく。

リユースびん事業を通じて
蔵人さんの思いを知り
日本酒への理解を深めるために

小島さんは田植えから酒造り体験までを行う活動を通じて食育、醸造文化、
リユースびんを知ってもらう取り組みも行われています。

商いとは利益を生み出す行為ですが
誰かの役に立ってこそ成り立つもの。

小島さんの行っているリユースびん事業も
たくさんの人の役に立っています。

そこで働く人
買っていただくお客様
容器として機能性が高い「びん」の特性

ただ、びんを販売するだけでなく
リユースびん事業に関わっている皆様に
感謝し、事業を行われている小島さんの熱い思いを
感じました。

小島さんは
日本酒に関するイベントを開催されているので
また興味ある方は
ぜひ参加してみてください。

朝活の参加者の皆さんに
バームクーヘンを小島さんにプレゼントしていただきました。
バームクーヘンの生地に酒粕を練りこんであり
とても良い香りがしておいしかったです。

小島さん。
素敵な発表をありがとうございます!

小島さんは
酒粕バームクーヘン
発酵しょこら
を開発し、販売されています。

あいち発酵食ビレッジ
https://fermentedfoodstuff.com/product-list/

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