2025年2月3日(月)7時~
第576回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。
【テーマ】ポートランドで体験した人々が交わるカフェを作りたい! ~カフェ文化の素晴らしさとこれからの夢~
【進行役】加藤和泉 Izumi Kato
加藤さんは日本の大学卒業後、イギリスへ留学。
帰国後は1年半教師として働いたのち、渡米。
アメリカ・オレゴン州・ポートランドで、日本語イマージョンの小学校にて
1年間インターンシップとして勤務。
生徒の家にホームステイしながら、ポートランドのライフスタイルに触れ、
カフェの根付いたライフスタイルに感化され、
アメリカから帰国後は、5年半の教員生活を送り、2022年3月に退職。
2023年1月に豊橋でカフェをオープンされた方です。
アメリカ・ポートランドの生活はゆったりしている。
小学校は14時15分に生徒がいなくなり
教員は16時に帰る職場環境。
時間があるのでカフェに行く時間がありました。
日本では考えられない生活。
ゆっくりカフェで過ごす時間が心地よい。
自分の人生を楽しみたい。
日本に帰ったらカフェを開こう!と決意します。
ホストファミリーに相談したら
You can do it!
できるよ!と言われ、ますます思いは強くなりました。
やりたいことを肯定的にとらえる文化がポートランドにはあります。
日本に帰ると カフェ開業に向けて動き出したところ
教員不足ということもあり また学校で働くこととなりました。
世界一ふざけた夢の叶え方
人生は20代で決まる
という本を読んで
加藤さんは夢をノートにつづっています。
ノートにつづった思いが人を引き寄せ
さまざまなご縁がつながっていきます。
帰国後、教員生活を5年半送りますが
2023年1月に豊橋でカフェをオープンします。
forward
という名前のカフェ。
前向きになる。という意味を込めて。
コーヒーだけでなくクラフトビールも飲めます。
偶然にも昔からの友人が
ポートランドで出会った人たちと一緒に
和歌山の有田川町でクラフトビールを製造していた。
そこからクラフトビールを仕入れています。
豊橋で有名な大人の初恋レモン。
河合果樹園さんと知り合いになり
大人の初恋レモンの商品を置いたり
覚王山のおはぎの名店・
手づくりおはぎ ぐらんま さんから、おはぎの作り方を学び
お店で提供したり
教員時代の生徒のお母さんのハンドメイドの商品を置いたり
子供が来やすいようにと駄菓子やクレーンゲームを置いたり
トレーラーハウスを使用した小さなカフェには
加藤さんの思いがつまっているように感じました。
でもふと思うと
このカフェには思い付きやご縁でつながったものを置いているが
「自分がない」ことに気づきます。
信じること。
誰かを信じるのは期待があったりする。
揺るがない自分の軸を持つことができるのか?
自分の軸とは何なんだろう?
今でもポートランドで共に生活したホストファミリーとは仲が良く
連絡を取り合う関係。
帰りたくなったら帰れる場所。
ありのままの自分を受け入れてくれるHOME。
そんなカフェを作りたいと思っている自分に気づき
今はHOMEのようなカフェを目指し、
カフェをされています。
ポートランドには一つ一つのカフェに個性があり
同じものがない。
それは一人一人の店舗のオーナーに思いがきっとあるから。
自分の実家の土地にカフェを作り
その前には公園があった。
子供達も集まってくる。
本棚を作り、自由に読んでくださいという感じで本を貸したりもしている。
自分の持っているもので、できるだけそれを利用して
開いたカフェ。
加藤さんのカフェ
forward にも加藤さんの思いがつまっています。
チェーン店にはない、
世界でただ一つのお店。
カフェの貸し出しや
カフェの近くにトレーラーを利用して
レンタルスペースを作り、貸したりもしています。
持っている自分の環境を利用しつつ
これから自分が自由に動ける環境を作っていきたいと考えている加藤さんの今後が楽しみです。
加藤さん。
カフェお開くにいたった思いとこれからの夢のお話。
貴重な発表をありがとうございます。
加藤さんのカフェ forward
加藤さんが影響を受けた本


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