イタリアのコロナ感染状況。かなり深刻。

2020年3月10日の1日だけでイタリアでのコロナウイルスでの死亡者数が
168人。
イタリアでのこの2週間でコロナでの死亡者は631人。
感染者は1万149人。

イタリア政府は3月10日
イタリア全域で公共の集会と移動制限する措置を発表しました。
イタリアのコンテ首相は国民全員に対し、4月3日まで自宅に待機し
不要不急の移動を自粛するように求めました。

イタリアを訪れる中国人は年間320万人。
日本の959万人と比べると少ないが国別では5番目で、多いほうです。
2020年3月10日の1日だけでイタリアでのコロナウイルスでの死亡者数が

168人。

コロナウイルスの死亡者の74%が北部のロンバルディア州に集中しています。

ロンバルディア州のフォンタナ知事は
「私ならば全ての小売店と公共交通機関を閉鎖し、経済に甚大な影響を及ぼす場合を除いて全企業に営業停止を要請するだろう」 と述べています。

なぜここまで感染が拡大したのでしょう?

調べてみると
検査のやりすぎが指摘されています。
新型コロナの検査を5万4000件実施し、軽症の患者も検査したため、
病床が満杯になってしまった。
感染者を確定させる狙いが裏目にでました。

軽症の患者は自力で回復できる可能性がある。

なのに検査して軽症の患者もコロナに感染というだけで
隔離し病床を埋めることになり
ただでさえ足らないといわれている医療資源の無駄使いをしてしまった。

イタリアでは財政赤字削減のため
この5年の間に760の医療機関を閉鎖した。
もともとの医療資源が不足している点もあった。

イタリアは日本に次いで世界の中で高齢化率が高い国。
高齢者が多いということも原因です。

生活習慣でハグをするということもあります。
あいさつで相手の頬に自分の頬をよせる。

このようなことも原因として考えられます。

ここまで広がってしまった以上は
このように国民に自宅待機をしてもらう他はないですね。
中国のように人の移動を制限するしかない。

初動の失敗。
検査のやりすぎ。
国民の習慣。
高齢化。

日本もイタリア以上の高齢化社会なので
油断せずに
日々の生活習慣に気を付けて
各自健康に気を付けていきたいですね。




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