心に火を灯す朝 〜感謝・愛・挑戦・成長で自分らしく生きる!~

2025年 6月16日(月)7時~
第594回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】心に火を灯す朝 〜感謝・愛・挑戦・成長で自分らしく生きる!~
【進行役】正木豊

正木さんは児童養護施設で育ち
親の顔を見たことがありません。

16歳で自分が育った施設をでて
工場に就職しますが、半年で辞めて、また施設に戻ります。

その後、出会った人とのつながりで
住む場所を提供してくれる人が見つかり、そこに移住します。

でもそこは行ってみたらヤクザの家でした。

ヤクザの仕事のお手伝いをしながら
居酒屋でアルバイトを始めます。

その通勤で原付での移動途中
ヘルメットをしていなかったため
警察から注意され、腕をつかまれたときに
驚いて、バイクを急発進させてしまい、警察官にケガを
させてしまったことが原因で
留置所→鑑別所→愛知県更生施設に入所することとなります。

その頃の正木さんは嫌なことがあったら逃げる。
親がいない人の気持ちなんてわからないだろう。という悲劇のヒーローの気持ちも持っていました。

逃げの姿勢と閉ざした心の正木さんを救ってくれたのは
アルバイト先の3歳年上の居酒屋の店長でした。

愛情でつつんでくれる。
愛情とは何かを教えてくれる。
実家にも招いてくれ、家族ぐるみの付き合いをしてくれる。


出会いをきっかけに人生が一変。
その居酒屋チェーンの会社 で16年間勤めて、
店長・マネージャー・人材育成・PL管理を経験します。


仕事の中で
共に働くアルバイトをいかに教育するか?
お客様のためにという心をどのように育てるか?
を課題として
目と目を合わせてコミュニケーションをとり思いを伝えることを
意識してこられました。

飲食店は人材育成業だと知り、懸命に仕事に打ち込む中で
慕ってくれる人も増えていきました。

正木さんは今年の4月から講演家、 人間力育成講師 として独立されました。

18歳まで自身を育ててくれた児童養護施設・愛染寮に恩返ししたい。

施設を出ても、社会は甘くない。

世に出たものの、殺人、自殺、ホームレス、シングルマザーと
ツライ人生になった人もいる。

そのためには自分が継続的にかかわっていくことが大切になって来る。
単発のかかわりではダメ。

「輝く大人を増やして、子供たちの無限の可能性が広がる社会を創造したい!」

「人は変わりたいと思った瞬間から変わることができる!」

子供の頃は誰もが人の目を気にせず、夢中になれる時間があった。

でも大人になるにつれ、夢中の時間はなくなっていき、空へはばたく飛び方を忘れてしまう。

幸せになるためには「感謝」の心が大切。
でも「感謝」することは意外と難しい。
当たり前の日常の中に「感謝」を見つけることはさらに難しい。

正木さんには実家がないが
小さい頃、児童養護施設で働く職員さんの実家でお世話になったことがあります。

自分の子供のようにかわいがってくれる職員さんの家族の存在。
そのことを思い出すと感謝の気持ちが湧いてくる。

愛ある人は相手を思いやることができる。

自分を大切にする人は人を大切にできる。


正木さんは
企業研修や講演会で「人間力」「自分らしく人生を豊かに生きる」
「感謝・挑戦・愛・成長」の大切さを伝え ています。

「大人が本気で生きる姿こそ、子どもたちの希望になる」
過去は変えられないけど、“今この瞬間”から人生は変えられる。

正木さん。
ご自身の経験に基づく熱いお話をありがとうございます。

正木さんの活動を知りたい方
お話を聴きたい方は
ぜひ正木豊さん
とつながっていただければと思います。











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