クレジットカードのリボ払いには気を付けよう。収入と出費を把握しよう!

1月20日(月)7:00 ~
第336回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】弁護士が語る!キャッシュレス時代の落とし穴
【進行役】 山口 統平 (Tohei Yamaguchi) さん

山口さんは遺伝子に興味があり、名古屋大学の農学部で学ばれました。
その後、司法改革の一環で開設された
名古屋大学法科大学院で学ばれました。

この司法改革で一気に弁護士が増えました。
司法研修で経験を積んだこともあり
山口さんはすぐに弁護士資格を取得したのち
独立開業します。

まだ30代の山口さんですが
持ち込まれる案件は増えて、
今は名古屋大学法科大学院でともに学んでいた友人の弁護士ともに
弁護士3人事務員3人体制の
山口統平法律事務所を経営されています。

弁護士はブラックな職場環境が多い面がありますが
ホワイトな職場環境を心がけているそうです。
収支は従業員に公開し、十分な報酬を渡しているとのこと。
素晴らしい試みであると思います。

今回のテーマは自己破産について
自己破産。
この原因はクレジットカードによるものが多いと言います。
クレジットカードは1回払いであれば
金利もかかりませんし、ポイントがたまるので
問題はありません。

ここで問題となるのはリボ払いです。

リボ払いは分割払いとは違います。
毎月決まった額を返済していきます。
毎月の支払いは一定額なのです。
返済する総額はわかりにくい制度となっています。
毎月支払っている額が一定なために
「ついつい使いすぎて」
クレジットカードのよる支払いが増え
支払総額が分からなくなり
使用額が増えて、債務が増え、
支払総額(元金)が減らない状況に陥ってしまう。

2010年6月の貸金業法改正により
消費者金融の金利は規制されましたが
クレジットカード
銀行のカードローンは
対象外であり
規制されていません。

クレジットカード各社にとっては
リボ払い制度は
儲かる
収益源です。
だから
今クレジットカード会社はできるだけ
リボ払いへ誘導するように工夫しています。

私も経験あります。
知らぬ間にリボ払いになっていたことがあります。
ですからクレジットカードを使用されてている方は
毎月の支払明細は必ず確認し
自分がいくら使っているか?
それは必ず確認したほうが良いです。
自分がクレジットカードで支払った額を把握することは
クレジットカードを使う使用者
ひいてはキャッシュレス決済を使用している方々には
最低限必要なリテラシーであると思います。

借金の額が膨らみどうしようもなくなった場合に
考えられる一つの制度としてあるのが
自己破産。

自己破産しても消えないのは税金です。
ただし、債務は免除されます。
もしどうしようもなくなったときに
自己破産という制度があるために
チャレンジできる。
何かにチャレンジできる人を保護するためにある制度であると言えます。
もしこのような自己破産の制度がなければ
挑戦することに躊躇する人が増えると思います。
そういう意味で自己破産は社会にとって必要な制度です。

借金がどうしても返せない。
そのような状況になったときは
今回のお話を聴いて
弁護士に相談し債務整理をしてもらうことが一番だと今回思いました。

このような相談する状況にならないのが一番なのですが
挑戦して、成功を目指して挑戦して
失敗してダメだったら、
自己破産や債務整理の制度を利用するのもアリだと感じます。

幼少期
ベルギーで3歳から5歳まで過ごしたという山口さん。
体が小さかったこともあり
イジメられたことがあるそうです。
親は幼稚園に文句を言いますが
ベルギーの幼稚園はこれは子供同士のことだから
幼稚園は関与できない。ということでした。
そこで家で喧嘩の特訓が始まり
やられたらお返しするようにすると
イジメられなくなったそうです。

自分の身は自分で守らなければならない。

そして小さいころからヒーローものが大好きだった山口さんは
人助けがしたいと弁護士を志すようになりました。
興味のあった遺伝子の世界と進路は迷いましたが
弁護士の世界を選択し、今は、名古屋市丸の内に
事務所をかまえておられます。

もし何か法律のことでお困りの際は
なにか事件に巻き込まれた際や
借金やなにかお困りごとの際は
山口統平法律事務所に相談してみてください。

https://tohei.jimdo.com/


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