ルネッサンス!三大巨匠ここだけの話。なぜ。ダヴィンチ・ミケランジェロは男を描くのが上手で、ラファエロは女を描くのが上手なのか?


2019年7月29日(月)
第314回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。

テーマ:美術初心者のためのルネッサンス絵画〜3大巨匠ここだけの話〜 
進行役: 長谷川 梨乃 (Rino Hasegawa) さん

長谷川さんは 沖縄出身で名古屋芸術大学 で学ばれ
とても絵画に詳しいです。
そんな長谷川さんに有名な「ルネッサンス」について
特に三大巨匠と言われるダヴィンチ・ミケランジェロ・ラファエロについてお話しくださいました。

この時代は画家の人たちが絵の具も作成していた。
絵の具から作るのはかなり大変。

ダヴィンチはうますぎる。
ミケランジェロはチカラが入りすぎる。
ラファエロはこびすぎる。

特にミケランジェロは気難しい人で
この時代は弟子にかなりの部分の仕事を任せて
作品を作成するのが一般的だったのですが
弟子をみんなクビにして、一人で作品を作成したこともあったそうです。
かなり長生きして、若くしいときはなかり緻密に彫刻を作成していたのですが
晩年、長生きしたミケランジェロはかなり衰えてしまい
かなり抽象的な表現といえる彫刻作品となっています。

ダヴィンチも人の毛穴まで書いてしまう勢いでかなり細かい緻密な絵画を描いていました。

でもミケランジェロもダヴィンチも女の人を描くことが上手ではありませんでした。でも男性の作品を作成することはとても上手でした。
これは二人とも「男の人」が好きだったからです。
好きなものなら上手に描けますね。
これは僕もとても共感できました。
だからミケランジェロは作品の中で「キリスト」を描いたものがあるのですが
一般的なキリストは痩せているものが多いのですが、
筋肉もムキムキに描かれていたりします。
これも男が好きだから。
反対に興味のないものは上手には描けませんよね。

反対にラファエロは「女の人」が大好きで
かなり女性を描いた作品が上手です。
モテモテだったので、女性関係も派手でした。
ラファエロは若くして亡くなってしまうのですが、
もしラファエロが長生きしていたら
絵の歴史は変わったのではないかと言われるほどの人です。

ダヴィンチとラファエロはかなり仲が良く
お互い尊敬しあう関係でした。

たくさんの絵画を紹介いただきながら
三大巨匠について語っていただきましたが
それぞれの人生や作品の特徴などを聴くと
とても作品を見るうえで、
面白みが深まります。

何も知らなければ
ああきれいだな~
ああ美しいなあ~
と感じるだけですが
解説いただけると
作品の見方が変わり
面白みが出てきます。

歴史を勉強しながら
美術作品を見るのもなかなか良いのではないでしょうか?

スマホ片手に
ググりながら、
作品を見るのもありだなあ~

今度、時間のある時に美術館にでも行って
様々な作品を見てこようかな~

長谷川さん。
私のような美術初心者に
美術作品の魅力をお話しいただき
ありがとうございました。



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