識学。結果を出す組織は強い組織。皆が共通言語を持ち、会社での自分の位置を理解していること。

2021年12月20日(月)7時~
第426回朝活ネットワーク名古屋 を開催いたしました。
【テーマ】識学「人々の持つ可能性を最大化するチーム・コミュニティ作り」【進行役】
金森勇司 さん

人は一人では生きられません。
何かしらのコミュニティの中で生きています。
そして、そのコミュニティ中で人は悪気なく自分なりに頑張っています。
にもかかわらず、時に衝突したりコミュニティ自体が崩壊してしまうことすらあります。なぜでしょう?
その原因は人々の持つ誤解や錯覚にあります。
誤解や錯覚を取り除き人々がやるべきことに集中できる環境を作るための原理原則論。
「識学」について識学講師の金森さんにお話いただきました。

人は自分で自分を評価している。
周りと比べて自分が上か下か判断をしている。
それによって苦しんでいる人もいる。
でもその自己評価が適正でない場合もあります。
自分の評価だから周りの評価とそれが合わないこともあります。
これは個人の認識がずれていることが原因です。

環境がずれている場合もあります。

社長がいて部下がいる。
まだ組織が小さい場合は社長の意見が全社員に伝わりやすい。
でも組織が大きくなると社長一人と部下だけというわけにはいかず
管理職を置き、
ピラミッド型の組織が出来上がっていく。
そのデメリットを最小限にするのが識学です。

組織の中で例えば
階層を飛ばした指示がおこなわれた場合、
社長がその間の管理職を飛ばして指示をした場合は
部下と管理職の立場が一緒になります。
部下にとってみれば上司が二人いることにもなります。
飛ばされた管理職は成長機会を摘んでいることにもなります。

組織にとって階層を飛ばした指示はデメリットが大きいです。

これは本来の原理原則からこれはかけ離れています。

大切なことは組織の中の全員が
自分の位置を認識していることなのです。


組織の中の自分の立場を理解することなのです。

部下と飲みに行くことも
部下の勘違いが起こる可能性も否めません。
上司に意見は言いやすくなりますが
友達感覚を部下が抱く可能性もあります。

理想は仲良くても信頼関係が崩れない関係です。

日本人は自分の組織の中の位置が分からなくなる場合が多い。

アメリカ人は上司と親しくはなっても組織の中の自分の位置を理解している人が多い。

コミュニティにはルールが存在します。

ルールというかコミュニティの空気があります。

空気を読めていない。
組織のルールから逸脱した人間を上司が迎えに行く行為は
ルールを順守している人間からすれば
疑問を抱くので、組織のためにはしてはならない。

最低限のルールは守ってもらうことは
組織の原理原則一つです。

組織の中の位置関係を理解して行動する。

これがわかっている人は
成果を出しやすい。

信頼もされますし、周りから引き立てられやすい。

組織の中での位置関係をみんなが理解している。

結果で評価する環境づくり。

評価基準を組織のみんなで共有していること。

みんなが共通のルール、評価基準を理解している。

組織は結果を出さねばならない。

だからこそ働きやすい環境がとても大切。

そのための環境づくりに大きな役割を果たすのが「識学」であると理解しました。


私も金森さんのお話を聞いて
会社で働いているときに上司から評価されない自分を
嘆いていた時期がありました。

自分のやっていることは正しいことだと信じて

ただ上司から見てどう映っているか?
何が求められているか?

上司からの視点で物事を見るという意識は欠けていたように思います。

本当に仕事ができる人は
上司が求められていることを理解し
会社組織の中の自分の位置を理解している人。

それぞれの共通認識があり
共通言語があり
同じ基準で話し合えることは大切です。

この共通言語を「識学」を組織全体で学ぶことで
強い組織づくりに生きてくると感じました。

やはり
結果が出ると
業績が上がると
勝つと
絆が強くなり
組織もより盛り上がります。

結果を出す組織を作るための識学。

金森さんはもしご自身がサラリーマン時代に識学を学んでいたら
サラリーマンを続けることができたかもしれないと言われていました。
組織の中で自分の位置を理解して成果を出すのも喜びです。
組織についてあまり良い印象を持っていなかったことを
今は後悔している一面もあります。

識学講師の金森勇司
さんは「識学」について
語り合う仲間を探していますので
ぜひ金森さんと識学トークがしたい方は
連絡をしてみてください。

金森さん。
ご自身の経験に基づいた素敵な発表をありがとうございます!




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