僕は大阪で生まれ、大阪で育ちました。
大阪はかつては元気でした。
でも大阪の主要産業である電器産業は明らかに衰退しています。
松下=パナソニックはなんとか生き残っているものの、かつての勢いはなく、
三洋はなくなり、シャープは台湾企業の傘下におさまり、
大阪の大きな会社はかつての勢いはなくなりました。
キーエンスや武田薬品はまだ大阪に本社を構え、
頑張っています。
名古屋と大阪の違い。
勢いの違い。
名古屋の勢いのもとは、リニアももちろん大きい。
だけど、一番の名古屋の勢いの原動力は
日本の株式時価総額ベースではトップ企業のトヨタ自動車であることは明白ですよね。
トヨタは勢いがあります。
成長を続けてきました。
バブルに踊らず、リーマンショックも乗り越えました。
だからこそトヨタへの信頼感は絶大です。
これからはどうなるのだろう?
自動車産業も電気自動車へ転換の流れもあり、
トヨタと言えどもどうなるかはわからないです。
大企業と言えども
時代の流れは速くなり
企業の盛衰はわからない。
結局のところ、最終的には自分しかない。
どう生きたいかしかない。
企業に頼らず、結局は自分。
就職した企業がどうなろうと、どこに属するかは自分で決めることはできるのだから。
結局はサバイバル力。
「折れない心」「行動力」「決断力」「時代を読む力」「運」「体力」
がキーになるのではないでしょうか?
資格もよいでしょう。
何か生き残るすべをもつこと。
新しいことに挑戦するのもよいでしょう。
今は時代が変わっていることは確かです。
終身雇用は企業にとっても従業員にとっても
今となっては幻想でしかなくなったのではないでしょうか?
いま日本で勢いのある企業はどこなのでしょう?
勢い。
それは経営者によるのでしょうか?
まず一番に思い浮かぶのはソフトバンク!
アリババに早くから出資して稼いだし、
イギリスのアームを3兆円で買収していた
孫正義さんが思い浮かんできます。
アームはとても安く買えた。と言っていましたが
その決断力はすごいですね。
思い切りのよい経営者がたくさんいれば、国は街は栄えるのでしょうか?
いろいろ考えていると
大阪より勢いのある街が関西にありますね。
京都。
京都は
日本電産
任天堂
オムロン
京セラ
ローム
村田製作所
がある。
なんか大阪よりスゴイ!
世界に名だたる企業が集まっているではないですか?
特に京セラ・日本電産・任天堂・村田製作所は売上高1兆円を超えています。
でもトヨタの売上高は連結で30兆円ですから、
それに比べると小さいですね。
パナソニックの売上高は8兆円。
京都は
1 山に囲まれ土地が狭い
2 職人・商人同士のネットワークが強固
3 一流の素材・人材・製品が集まりやすい
だからこそ大量生産には向かず、高品質・高単価・高付加価値で勝負せざる得なかった。
人まねを嫌う京都の気風。
これからの日本・個人が行きの残るヒントは京都にあるかもしれない。
狭い街だが異業種交流が盛んだという京都。
今までの長い歴史の中でさまざまな栄枯盛衰を見続けてきた懐の深さもあるのでしょうか?
ただ京都にある企業が
小さいものを生産し、高付加価値・高単価ものを生み出していることは間違いがない。
調子に乗ってはいけない。
おごれるものは久しからずだ。
バブルに踊った企業は滅びていくのは当然。
踊らなかったトヨタは今も着実に成長している。
今もトヨタは危機感を持ち、経営をしていると思う。
ただこれからは先を読めない時代。
でも時代を読んで、周りの人といろいろ交流し、
それだけではなく、自分を深めながら
自分ができる強みを持って
折れない心をもって
世の中を生きていく必要がある。
その強みのエッセンスを
京都の企業から感じるのです。
京都は観光も大人気だし
産業も観光も勢いがあります。
以外に思うがままにブログを書いていると
京都はすごいという結論になったので、
京都から学ぼうと思います。
コメント