好景気を実感できない上がらない給料のワケ

本日、メルマガのMAG2NEWSを読んでいたら

元国税調査官で作家の大村大次郎さんが

好景気を実感できない上がらない給料のワケを書いていました。

 

先日、内閣府の景気動向指数研究会で

2012年12月に始まった今回の景気拡大局面が、少なくとも2017年9月まで、4年10カ月間続いたことが確認されたそうです。

これは戦後2番目の長さです。

でもそんな実感はありません。

給料が上がってないからです。

なぜ上がっていないのでしょうか?

 

サラリーマンの平均年収はバブル崩壊から20%下がっています。

20年間で先進国で給料が下がっているのは日本だけ。

アメリカやヨーロッパは30%。

上昇しています。

 

日本の企業はすさまじい勢いで

内部留保金を増やしています。

2017年末の時点で、内部留保金は446兆円にも達しています。

この15年間で2倍になりました。

これは国の税収の8~9年分です。

 

今や日本企業は有り余る体力を蓄えました。

 

だから企業は給料をもう上げてほしいです。

 

一方で日本では億万長者が激増しています。

クレディ・スイスが発表した「2016年グローバル・ウェルス・レポート」によると、

100万ドル以上の資産をもっている人々、つまりミリオネアと呼ばれる日本人は282万6,000人でした。

前の年よりも74万人近く増加しているそうです。増加率は世界一です。

 

この激増している億万長者の大半は、実は「大企業の株を大量に持っている人」です。

上場企業の配当金の総額です。

2005年 4.6兆円

2007年 7.2兆円

2009年 5.5兆円

2012年 7兆円

2015年 10.4兆円

2017年 12.8兆円

日本の上場企業の配当金は、2009年からのわずか9年間で2倍以上になっているのです。

10年前と比べて配当収入は2倍です。

アベノミクスの影響で、2012年から2018年の間に、日経平均株価は2倍以上になりました。2

012年に持っていた株資産は2018年現在では倍に膨れ上がっているということです。

 

持つものと持たざるもの

この格差は広がっています。

情報をしっかりとって

自分に合う方法や働き方で

稼いでいきたいですね。

 

 

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