名古屋の住み心地を考える

僕は名古屋に来て、10年になる。

33歳の時に名古屋に来て、現在44歳だ。

それまでは父も転勤族で僕も転勤族で転職を繰り返していたので

いろんなところに住んだ。

大阪・埼玉・奈良・兵庫・岡山・香川・徳島・和歌山・愛知

と住んできた。

 

大阪や埼玉に住んでいた時は、

通勤ラッシュがすごかった。

僕は高校生の時、奈良から大阪の学校に通っていた。

1990年代前半だ。

その時の大阪と奈良を結ぶ「近鉄奈良線」の7時台の電車の混雑ぶりは

激しかった。

カバンを持っている手を放しても

電車の中に人がパンパンに乗っているので

落ちない。

 

大学を卒業して

埼玉の浦和に住んでいた時期

渋谷まで通勤していた。

ここでも赤羽駅から

埼京線に乗り換えて

渋谷まで行った。

この埼京線の混雑ぶりは大変だった。

ここは近鉄奈良線を上回る混雑ぶり。

 

名古屋はそういうのがない。

地下鉄の東山線が最近、混んでいる。

名古屋は地下鉄の車両が小さい。

東京大阪並みの車両の大きさがあれば、あそこまで混まないと思うが

残念だ。

 

名古屋は東京大阪ほど

大きくない。

小さい。

人も少ない。

絶対的に少ない。

 

住み心地が良い。

これは絶対的に事実だと思う。

 

街の規模がそこそこ大きいのは良い。

 

僕は23歳から33歳まで

地方に住んでいた。

岡山市・丸亀市・徳島市・高松市・和歌山市

通勤ラッシュは皆無な街だ。

クルマ社会なので電車に乗るということがない。

 

住みやすいけど、

東京大阪の賑わいを知る身としては寂しい。

 

名古屋はそのへんの「あんばい」がちょうどいいのだ。

田舎でもなければ

大都会でもない。

この中途半端ではあるが

これくらいの規模が生活するには適正である。

そう思う。

 

東京は住むとこではない。

大阪はなじみがあって落ち着くが、少しやかましい。

 

名古屋が落ち着く。

 

名古屋に来て10年たってそう思う、

私の考えである。

 

 

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