十二支とくすり ~誰かに話したくなるクスリのはなし~所崇

2025年12月22日(月)7時~
【テーマ】十二支とくすり
~誰かに話したくなるクスリのはなし~
【進行役】 所 崇  (ところ たかし)


雲竜ビルはり治療室・漢方薬局 院長(名古屋市新栄町) の所崇さんに
今年最後の朝活の発表をしていただきました。

三千年前の中国にはすでに十二支の概念がありました。

一日を十二の時刻に分けていた。

2025年は乙巳(いっし)の年と言われている。
重要な節目の年となっている。


645年 乙巳の変(大化の改新)
1185年 源頼朝 守護・地頭を設置
1605年 徳川秀忠が征夷大将軍に任じられる
1905年 日露戦争によるポーツマス条約締結
2025年もそんな節目の年。

2026年は丙午(ひのえうま)の年です。

日本では「丙午生まれの女性は気性が荒い」という迷信があり、
1966年(昭和41年)には出生数減少に影響しました 。
2026年はそんな迷信は以前よりも薄れているので
以前ほどの影響はないと考えられます。

十二支は国によって異なることは初めて知りました。

日本では「猪」があるが
中国では「豚」。

ベトナム・タイでは「兎」はなく「猫」。
「羊」はなく「ヤギ」。

インドは「鶏」はなく「ガルーダ」 (半人半鳥の神聖な鳥 )。

モンゴルは「豹」(ヒョウ)がいる。

イランでは「クジラ」がいる。

国の文化・生活により十二支も変化している。

2025年の干支であった「巳(み)」は「ヘビ」。

蛇は再生・治癒の象徴です。


アスクレピオスの杖は
1匹の蛇が巻き付いた杖で、
ギリシャ神話の医神アスクレピオスに由来する医療・医術の国際的なシンボル
となっています。

アスクレピオス は死んで「へびつかい座」になりました。

蛇は脱皮します。
蛇の抜け殻は中国では漢方薬の原料に使われています。

日本で有名な養命酒には「マムシ」が使われています。

「マムシ」は食べると元気になる。
名馬・ナイスネイチャ―はレースの10日前から
「マムシ」を餌として食べていたそうです。

今日。
12月22日は冬至。
陰が極まり、陽に転ずるとき。

この日を境に再び力が強まり、幸運が巡ってくると考えられています。

1年の始まりや健康を祈る日とされてきました。


所さんは冬至に日にサイコロを振り、今年の運勢を占います。

今日はそんな1年のはじまり。

今年最後の朝活は「冬至」。

その日は1年の始まりでした。

所さん。あふれる知識に基づいた情報量一杯の発表をありがとうございます。

毎年最後の朝活の発表を務めていただき感謝いたします。

たくさんの情報をお話しくださいましたが、私が受けとめることができた内容を
まとめさせていただきました。

お話の中で感じたことは東洋医学は患者様ひとり一人の状態を見て
話を聞いて、触り、感じ、それぞれにあった治療、薬を処方していく。
ひとり一人に寄り添った治療を志向されている所さんの考えを
うかがい知ることができました。


2025年も無事に朝活が継続できることができ、感謝しております。

すべての参加者の皆さん。発表者の皆さん。

誠にありがとうございます。

所さんの経営する雲竜ビルはり治療室 インスタ

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