仏像を見ることで世界が広がる!特に奈良はディズニーランドと同じくらい楽しい。

2020年7月19日(月)7:00 ~
第406回朝活ネットワーク名古屋は
【テーマ】仏像が100倍好きになる朝活~仏像大好き内海さんが語る奥深い仏像の世界~
【進行役】内海 大輔 さん

今回の朝活では
映像・動画制作の世界で活躍されている内海さんに
お話いただきました。

仏像大好きな内海さん。
その魅力はどこにあるのか?

仏像にも種類があります。
如来 悟りを開いたお釈迦様
菩薩 修行中のお釈迦様
明王 仏さまを守る神
天  神様(いろんな神様)

如来
菩薩が
お釈迦様なんですね。

如来の中でも
大日如来が一番、位が高く
如来のトップです。

菩薩は悟りを開く前のお釈迦様なので
王冠をかぶっていたり
装飾が派手であったりします。

如来は悟りを開いたお釈迦様なので
装飾などはなく
服装もシンプルです。

仏像の楽しみ方の切り口は
①仏教
②歴史的価値
③芸術性 見た目

仏像をⅩ線で解析したりすると
仏像の中に仏像があったり
何かが書いてあったり
今までわからなかったものがわかることがあります。

内海さんが好きな仏師に
快慶がいます 。

快慶は
信仰心があり
美しさへの探求心があり
力強い、美しい仏像を作ります。

東大寺は大仏が有名ですが
大仏を見に行ったら必ず見てほしい仏像があります。

それは
東大寺法華堂の不空羂索観音立像です。

作られた年代は740~747年と言われ
内海さんが言うには
とても美しい仏像なので
ぜひ大仏を見に行った際には見てほしいとのことです。

名古屋にも
桃厳寺という本山駅近くのお寺に
名古屋大仏があります

全身緑色の仏像で
珍しい見る価値のある仏像であるということなので

一度興味のある方は見に行っていただければと思います。

大分県に数多く存在する
全国の7割が存在するという磨崖仏これは崖を削って作っている仏像でこの仏像も
内海さんは今後見に行きたいそうです。


なぜここに仏像があるのか?ということは
お寺それぞれに由来があります。お寺の住職の夢に出てきて仏像を作ろうと思ったり昔、疫病が流行って、それが収まるように願いを込めて作ったりそれぞれの物語があり、歴史がある。

明治時代の初期 「廃仏毀釈」ということが日本で起こり
これで多くの仏像が壊されてしまった歴史の事実があります。
これは当時の明治政府が神仏分離令というものを出し
その意図が民衆にうまく伝わらず廃仏毀釈が行われてしまった。

仏像を見ると
うっすらと金の部分があったり赤い部分があったりします。
仏像は作られた当時は絢爛豪華なものでした。

金や赤の派手な色で絢爛豪華であった当時の姿を想像することができる。
これも仏像を楽しむ一つで今の姿から昔の姿をしのぶことができるのも一つの魅力ですね。

特に奈良には仏像が多く存在し内海さんの中では奈良はディズニーランドと並ぶくらい楽しい場所だそうです。

仏像という一つの切り口から歴史美の美しさいろんな土地人々の思いなど様々な切り口から仏像を楽しむことができる。

一つのものを深く知れば様々なことを知りことができる。

そういう意味で仏像の世界はとても魅力的な世界だなあ~と思いました。

内海さん。仏像にまつわるいろんなお話。ありがとうございます。


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