「人の悩みは全て対人関係」全ては自分と周りの人との「関係性」の問題。

2021年 8月23日(月)
第409回朝活ネットワーク名古屋
【テーマ】アドラーに学ぶ「対人関係の法則」性格は変えられる?
~アドラーは「人の悩みは全て対人関係」といいます。アドラーの知恵を、ぜひ、あなたにも。~
【進行役】 大池 良枝 さん

本日はアドラー心理学の講師をされている大池良枝さんにお話していただきました。
大池さんは会社で事務の仕事もされており、仕事の人間関係でもアドラー心理学の考え方が生かせる、ご自身の経験のお話もしてくださいました。

2013年に発売の「嫌われる勇気」の爆発的大ヒットで、広く知られるようになったアドラー心理学。
アドラーは「人の悩みは全て対人関係」といいます。
そして、人の行動はいつでも他人に向けられている、とも。
私たちは、自分や相手に問題と思えるような行動を感じると
相手の性格や自分の性格、あるいは心に原因があると思いがちです。
しかし、アドラー心理学では「性格」や「心」に原因があるのではなく、
全ては自分と周りの人との「関係性」の問題、
つまり「コミュニケーションに課題があるのでは?」と考えるのです。

恋人・パートナーとの関係
父母・兄弟・子供との関係
上司、部下、取引先との関係
友人・コミュニティとの関係


それぞれの関係によって人は関わり方が変わります。

私自身に置き換えて考えてみても
上にあげた4つの関係性において
私自身の関わり方は大きく異なります。

この関係性において
相手に何かを求めるのではなく
自分自身の関わり方を見つめ直すことの必要性を感じました。

人は承認欲求があるので、認めてほしいという思いがあると思います。

会社で働く中でも
上司や仲間に誤りや失敗を指摘されすぎると
実力が発揮できなかったり
自分のできないことをオープンにして
周りの人に協力を求めて
自分の実力をはるかに超える成果を上げる人がいたり
それらはすべて人との関わり方だと思います。

いい関係性は
相乗効果になります。

人に関する関わり方。
相手との関係性。
それは自分のあり方が大きく関わってきます。
自分がどうありたいか?
毎日、人とどのように関わっていくか?

思いと行動。

相手に期待しすぎないこと。
怒らないこと。
相手に対する思い。
人に甘えすぎないように
でも自分だけで頑張りすぎないように
悩みがあったら打ち明けることも大切ですし

やはり
「中庸」を意識して
日々、生きていこうと感じました。

最後に大池さんから
人に
「~してやるもんか」と
思っていることはありますか?
という問いかけがありました。

この人には
「~だけはしてやるものか」と思っていることが私にもあります。

でも
この問いは私に響きました。



アドラー心理学。
この教えは人に対する優しい教えだと思いました。
人間愛に基づいた優しい教えです。

まさに人は関係性の中で生きている。
このことがとても理解できました。

大池さん。
心に響く素晴らしい発表をありがとうございます。











コメント