2025年12月1日(月)7時~
第617回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】日高流!子育て術! ~「好奇心」「仕事力」「生きる力」を伸ばす~
【進行役】 日高 圭
大学では教育学、心理学を専攻し、
企業では人事部門や管理職で人材教育やチームマネジメントを担う日高さん。
これらの経験の全てを活かした「子育て」 について発表していただきました。
日高さんの子育てには
「仕事ができる人にする」という目標があります。
現在、8歳の息子さんと6歳の娘さんがいる日高さん。
息子さんがペットを飼いたいと言えば飼うことは許可する。
よく言ってしまいがちなのは
「お世話できないなら買ってはダメ」と
親が言ってしまうこと。
そもそも小さい子供にペットのお世話を毎日させることは
現実的に難しい。
ペットに関しては日高さんが基本的に世話をする。
日高さんは毎日、お世話はしなくていいから
毎日、ペットを観察するように息子さんに言います。
そうすると息子さんはペットを毎日観察し
変化に気づき、日高さんに教えてくれる。
ペットを飼うことで「察するチカラ」を身に着けることができる。
親がその機会を奪わない。
習いごとも始めるときに
「続けられないと思ったらいつでも辞めていいよ」と約束する。
まずはやってみる。
はじめてみる。
習いごとは経験と友達づくりの機会になる。
継続することがゴールではない。
本当の長所は
色んな経験の中で
「自然とできるもの」
「苦にしないもの」
子供が話しかけてくれば
忙しくても聞く。
話すことは脳を活性化させる。
その大切な機会。
学習塾に行くよりも頭が良くなるチャンスです。
奥さまと同意しているのは
二人兄妹ですが
「お兄ちゃんファーストでいこう!」ということ。
そうすると
お兄ちゃんは妹に優しくなる。
楽しい時間を過ごし、
嫌なことは忘れることも大切。
ガンジーは言った。
「明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。」
発表の中で日高さんは
東北の大震災で小学校三年生の時に
7人家族で4人の家族を失った中学校2年生の女の子の作文を
紹介してくれました。
「感謝の気持ち」と題された作文です。
今、思うのは
「毎日、当たり前に過ぎていく家族や友達との時間に感謝する」
ということ。
「この先の人生を、すべての人、物、出来事に感謝の気持ちを持ち、
言葉に、態度に、行動に「ありがとう」の気持ちを込めて
精一杯生きていきます。
これが犠牲になった家族への恩返し、そして感謝の気持ちです。」
当たり前の日常の時間のなんとありがたいことか。
大災難や悲惨な出来事を乗り越え、成長する子供の逞しさ。
お子さんを仕事ができる人間にという日高さんの思い。
今だけではなく、先のお子さんの自立を見すえての子育て。
長期的な視点で俯瞰的に現実をみる。
学びにあふれた発表でした。
日高さん。
素晴らしい発表をありがとうございます!
日高流!子育て術! ~「好奇心」「仕事力」「生きる力」を伸ばす~


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