2025年6月2日(月)7時~
第592回朝活ネットワーク名古屋 を開催しました。
【テーマ】狂言、観に来てもらいたうござる
~狂言師が語って演じて、その魅力をお伝えします。~
【進行役】 今枝 郁雄
本日は狂言師の今枝さんに
能と狂言についてお話いただきました。
狂言は庶民の日常生活を明るく描いたセリフが中心の喜劇です。
能は謡(うたい)と囃子(はやし)に合わせて
演じられる歌舞劇です。
和製のミュージカルとも表現できます。
能は2百余りある曲があります。
その中で「翁」という曲があります。
天下泰平、国土安穏、五穀豊穣を祈り舞う
神聖視されている曲です。
新年があけた1月3日に名古屋能楽堂で
「翁」を見ることができますので
ぜひ興味ある方は観に行ってください。
名古屋能楽堂は世界最大の能舞台があります。
能舞台は前面にせり出しているので
正面からも
中正面と言われる斜めから
脇正面と言われる横からも見ることができます。
斜めや横からも観客から見られるので
出演者としては気が抜けない。
狂言は日本の古典芸能であり
ユネスコ無形文化遺産です。
でも狂言は喜劇なんです。
だからかしこまってみる必要はない。
とにかく一度見に来てほしいと今枝さんは言います。
狂言の出演者は必要最小限の2~3人。
大道具も小道具もほぼありません。
台詞、間、所作も最低限で簡素です。
観客は想像力を求められます。
出演者はどこでも演じられる自由さがあります。
今枝さんに少し演じていただきましたが
怒っている様
笑っている様がシンプルに伝わってきます。
私も一度、名古屋能楽堂に足を運んで
能・狂言を見てみたいと思います。
今枝さんの表現力・声量にも圧倒されました。
シンプルだからこそ引き立つ芸能ですね。
今枝さん。
わかりやすく能・狂言について語っていただきありがとうございます。
以下公演予定です。
2025年7月5日(土)14:00~ 名古屋能楽堂
※七月定例公演
狂言 「鎌腹」(和泉流) シテ 奥津 健太郎
能 「羽衣」(金春流) シテ 本田 布由樹
の公演があります。
指定席(一般) 3,200円 / 自由席(一般) 2,200円 / 自由席(学生) 1,000円
令和7年度 名古屋能楽堂定例公演のご案内 | 名古屋市文化振興事業団
2025年7月13日(日)13時30分より 名古屋能楽堂
第26回 御洒落名匠狂言会
全指定席
【S席】正面席
一般 8,000円
【A席】脇正面席
一般 6,500円
【B席】中正面席
一般 5,000円
学生 4,000円
第26回 御洒落名匠狂言会 ~四世井上菊次郎(祐一)七回忌追善~ | 狂言共同社
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