アルバイトが足らない!~マクドナルド高松編3~

僕はマクドナルドに勤めていた時、

高松に四年間いました。

高松サティという店で2年半働いていて

とても成果を上げた僕は

高松で一番大きいマクドナルド。

屋島店に異動になりました。

あの源平の戦いで有名な屋島へ登る有料道路の入り口のあたりにあるお店でした。

四国でも一番売り上げのあるお店で

歴史も古いお店でした。

 

ここは僕が異動したとき大変な状況でした。

この屋島店で初めて勤務した日曜日。

7時30分に出勤して、

夜の22時30分まで

お店から抜けれないのです。

お客様の数がとても多くて

アルバイトの数がとても少ないのです。

バンバンお客様が店内に入ってきます。

カウンターは行列です。

ドライブスルーは常に車が並んでします。

店がずっと車に囲まれているイメージです。

前の高松サティのより、売り上げ規模が2.5倍近くあるお店でしたので

もうレベルが違うしんどさでした。

 

ドライブスルーの売り上げが55%、店内の売り上げが45%。

どちらかに売り上げが偏っていると楽なのですが

どちらからもお客様は来るし

平日700人

土日2000人

くらいの来店があるお店でしたから

僕一人がいくら頑張ってもどうにもならないお店でした。

 

アルバイトの数は50人ほどで

前に僕がいた高松サティは40人だったので

売り上げ規模が2.5倍も違うのにアルバイトの数が足らない

10人しかかわらない。

 

社員は僕を入れて3人でした。

 

でも僕を含めてみんなとても疲れていました。

もう土日は一日働くとぐったりです。

 

土日は基本、店をなかなか抜けれません。

 

休憩に行ける状況ではなかったからです。

 

ここもアルバイトの人数が足らないのに

出勤率も悪かったので

余計に店が回らない状況になっていました。

 

僕はお店のスケジュールを作成するとき

妥協せずにアルバイトにお願いしました。

「助けてほしい」と頼みました。

 

この時入社8年目でしたが

今までのお店とレベルが違う忙しさと

アルバイトの不足ぶりでした。

 

高松は豊かなところで

世帯当たりの貯蓄額が全国でも有数なレベル。

 

企業が四国に進出するときは

まず高松に支店やお店を作るので

仕事先もたくさんあり

人不足に陥りやすい街です。

 

高松サティで良い効果をだした

「タウンワーク」にも求人広告を出しましたが

効果がいまいち。

 

やはりこの店で働くのは大変そう。

というイメージがついているでしょう。

 

そんな状況の中では現状のアルバイトにお願いして

できる限りアルバイトに勤務してもらう回数を増やすことでした。

 

僕は妥協せずに粘り強く、呼びかけてスケジュールを作成したので

平日メインの主婦の方にも土日の勤務をお願いしましたし

かなり長いこと働いているベテランのアルバイトにも協力を求めたので

それだけでもだいぶんと楽になりましたが

やはり新規で採用しないとなんともなりませんでした。

 

求人広告はバンバンだしていましたので

ポツポツと応募があり

採用になったら、勤務の初めの1回目、2回目までは僕が立ち会ってしっかりアルバイトをスタートアップさせて

丁寧に丁寧に忙しい状況の中でアルバイトを育てていくと

3か月たつと少しお店が安定してきて

アルバイトの応募も少しずつ増えてきました。

 

ちょっとやってきたことが報われ始めた実感がでてきました。

 

これはいけるかもとしれないと少し思い始めました。

つづく・・・

 

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