地方での暮らしはなかなか良い~香川県丸亀市~

僕は26歳から28歳まで香川県の丸亀市に住んでいました。

丸亀市は香川県第2の都市で人口は11万人。

ここでの暮らしは居心地がとてもよかったです。

嫁さんと出会ったのも丸亀市です。

僕が住んで思ったのは

「空気がきれい」

「田んぼが一杯ある」

「人と自然のバランスがいい」

「でも少し寂しい」

「おいしい店が多い」

丸亀のいいところは

うどんがダントツにうまいことだ。

うどんの本場の本場なのだ。

うどんの本場は高松ではない。

丸亀を含む「中讃」である。

香川県(讃岐)の中部地域である。

丸亀市・坂出市 ・善通寺市を中心とする香川県の中部地域。

金毘羅さんのある琴平町や満濃池のある満濃町も中讃だ。

田んぼの真ん中にあった僕の住んでいた家の近くに

うどん屋さんがあり、朝6時から営業していた。

モーニングうどんがあり

朝10時半まで「かけうどんが100円」

しかもおいしい。

僕はかけうどんに野菜のてんぷらを一つ載せて200円でいつも朝ご飯を食べていた。

香川県の人は「うどんは喉で味わんだ」と言って

かまずに飲むようにしてつるつると食べていた。

うちの嫁さんもそうだ。

僕もその食べ方をしていたが、これは医学的に体に悪いらしく、最近その食べ方をやめた。

香川県は
人口10万人当たりの糖尿病の患者数が全国1位 だ。

うどんとてんぷらと菓子パンの食べすぎだと思う。

うどんも1位だが
なんと1人あたりの菓子パンの消費量まで1位 なのだ。

菓子パンの食べすぎもよくないなあ~

嫁さんも菓子パンが大好きです。

一番良かったのは

住んでいる人たちの暖かさです。

パートのおばちゃんもアルバイトの学生も優しい人が多かったです。

夜遅くまで仕事をしていたら、夜食を持ってきてくれたり

風邪をひいていたら、風邪薬を持ってきてくれたり

そんなことをしてくれる子たちがいるのは丸亀だけでした。

素直でまじめな子が多かったです。

あとおいしい店も多くて、

抜群においしい中華料理屋

骨付き鳥の一鶴

丸亀駅の周りにはとてもおいしい居酒屋が3軒ありました。

僕の働いていたお店はとても忙しい店だったけれど

優しいアルバイトに囲まれて仕事ができて楽しかったです。

パートのおばちゃんが

当時、彼女と別れて落ち込んでいた僕を見て

ここに行ってお見合いすればいい人が見つかる!と

「個人経営の結婚相談所」を紹介してもらい

お見合いをして嫁さんと出会いました。

人が暖かくて優しい街。

僕にとって「丸亀」はそんな場所です。

「人と自然のバランスの良さ」と「温暖な気候」。

これが優しさの原因なのかな~

地方は完全な車社会。

丸亀もそうだ。

あんまり歩かない。

車はよく渋滞する。

高松や徳島、岡山、和歌山は渋滞がある。

でも丸亀は渋滞がないのだ。

ここも素晴らしい。

住むのにストレスがたまらないそんな街でした。

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