藤が丘駅前。駅前一等地。パチンコ屋跡地にドラッグストアができた。ドラッグストアの勢いを感じる。そんなに儲かるのか?

藤が丘駅前のパチンコ屋が先月、ついになくなった。

パチンコ屋は郊外に大きい店が多く、完全に客をとられていた。

パチンコ人口も減っているし、藤が丘に多い大学生もパチンコをやらなくなっている。

藤が丘駅前のパチンコ屋は老人が多かった。

いつ潰れるんだろう。と思っていたら

先月、潰れた。

   

藤が丘駅の出口を出てすぐの場所なので

次は何が入るのだろうと思っていたら

ドラッグストアだった。

ドラッグストア・クリエイトというお店になった。

神奈川県を地盤としているドラッグストアだそうだ。

昨日オープンした。

オープニングでほぼ全品20パーセントOFFセールをしている。

    

駅前の一等地には時代の勢いが表れる。

ドラッグストアには勢いがあるのだ。

きっと儲かるのだ。

  

気になって調べてみた。

やはりドラッグストアは儲かる。

市場規模はもう百貨店を上回っているようだ。

ドラッグストアの売上経常利益率は4パーセント。

意外と低いんだな。と感じるが

そうではない。

現在の日本の小売業で4パーセントもの売上経常利益をだせる業態はあんまりない。

お店を出せばほぼ確実に儲かるというのがドラッグストア飛躍の原因。

  

なぜ儲かるのか?

  

上場ドラッグストアの開示資料によると

医薬品と化粧品の粗利益率は30パーセント台とのこと。

これは高い。

どちらも参入障壁があり、場所も取らない。

とても大きな強みだ。

商品の寿命も長い。

こんなに高利益率の商品を扱っていれば

他の商品は安くできる。

だから今日はオープニングセールでほぼ全品20パーセントOFFセールをやっていた。

バナナは90円台、タマゴは70円台だ。

ここから20パーセントOFF。

消費税がかかっても10パーセント以上安くなる。

当然、お店の一番奥に「バナナもタマゴも」おいている。

これはドラッグストアの常とう手段ですね。

安い。

日用品・食料品はお店の一番奥。

   

お菓子も安いし、飲み物も安い。

  

薬と化粧品という高利益率品を持っている強み。

  

これは強力な武器だ。

   

駅前の一等地をドラッグストアが抑えることができた理由が理解できた。

  

まだまだドラッグストアは成長の余地があるとのこと。

  

ちなみに藤が丘駅前には「マツモトキヨシ」があるのだが

今回できた「クリエイト」のほうがお店が大きいので

品ぞろえも多い。

これは「マツモトキヨシ」かなり厳しい状況になりそうだ。

     

あと今回オープンしたクリエイトは近日中に

調剤コーナーもオープンする予定で

この調剤薬局も市場規模が大きく、ドラッグストア成長の大きな理由になっている。   

薬と化粧品。

参入障壁。

高単価。

   

うーん。

ドラッグストアは強いはずだ。

   

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