日本の誇る果物・みかん。一日一個食べよう!

本日、 2022年11月7日(月)
第467回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。
【テーマ】あなたは知っていますか?日本が誇る果物「みかん」の魅力
~栄養学的にも、ぜひ皆様の生活にも「みかん」を!~
【進行役】則竹 菜々さん

本日は管理栄養士としての仕事の傍ら、「みかん」の研究をされている
則竹菜々さんにお話いただきました。

みかんにはベータクリプトキサンチンという栄養素が豊富に含まれており
これが、かなり体に良い。
みかんは我々にとってあまりに身近な果物であるだけに
めちゃくちゃ好きなわけではないけど
嫌いな人は少ない。


日本に一般的に普及している
みかんは温州みかん(うんしゅうみかん)と言われている品種。
400年前に突然変異によって生まれた日本独自の品種です。


温州ミカンに多く含まれている
ベータクリプトキサンチンは骨にも非常によい栄養素です。

この栄養素はオレンジには含まれておらず
このことが世界的にベータクリプトキサンチンの研究が遅れている
原因となっています。


ベータクリプトキサンチンは肝機能、腎機能にもよい効果があります。
生活習慣病の予防にも有効なので
みかんを一日に1個食べるだけでも
体に良く
酒飲みにとっては本当にありがたい果物です。


糖尿病の患者さんも
食べてもいいよ。
と言われる貴重な果物でもあります。

このベータークリプトキサンチンは
柿にも多く含まれており
オレンジ色の果物には多く含まれている特徴があります。

おいしいみかんと特徴は
平らで、ヘタが黄色く、皮が薄くて、小さく、色が濃いものが良い。

12月中旬に採れる
一番季節の遅い時期のみかんが一番甘く、
ベータクリプトキサンチンが多く含まれています。

みかんを多く食べすぎると手が黄色くなるというのは
本当です。
これは血液の中にみかんに含まれるベータクリプトキサンチンの色素が
含まれることによるものです。

みかんは日本において自給率が100%に達っしている数少ない食べものです。
日本の気候にも合う、
すぐれた体に良い農作物です。

産地としては
1位 和歌山
2位 愛媛
3位 静岡
4位 熊本
5位 長崎
の順です。

6年前に発生した台風の被害により
愛媛のみかん畑に大きな被害が出て
それまで愛媛県が一番のみかんを生産していた県だったのですが
順位が変わってしまいました。

和歌山県は大阪という大消費地が近く
若い農家が多いので、
そのような意味で高齢化が進んでい愛媛県と比べても
産地として成長しています。

今回の則竹さんのお話で
みかんはとても体に良いことがわかったので
お酒をよく飲む私としては
毎日1個のみかんを食べようと思いました。


則竹さん
本日は我々にとって最も身近な果物・みかんについて
詳しくお話しいただきありがとうございました。
則竹さんのみかん愛がとても伝わってくるお話でした。

則竹さんはみかんに関する情報発信を下記のインスタグラムで発信されているので、興味のある方はぜひフォローをお願いします。

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