最近、マクドナルドの調子が良い。
はやっている。
2015年のマクドナルドは使用期限切れチキンの問題で
300億円の大赤字で
日本での事業の継続が疑われるレベルでした。
それが今年は利益が200億円、既存店は9%の売り上げ増だという。
私は1997年から9年間。
マクドナルドで社員として働いていました。
そこで感じたのは「人」に対する考え方の素晴らしさでした。
社員は「アルバイト」を教育する立場で、
「人」に対してどう接するべきか?
ということを教えていただきました。
働いているアルバイトに感謝する。
彼らがいなければ店は運営できない。
アルバイトの行動に注目して、「行動」に対して言及する。
相手がしてもらって嬉しいと思うことを「アルバイト」「お客様」に対して行うこと。
「人」に対する基本の考え方が素晴らしいと思います。
アルバイトにもどんどん仕事を任せいきます。
アルバイトを店を仕切るマネージャーや人を教育するトレーナーに育て、仕事を任せていき、
社員がいなくてもだいたいの時間は運営できるチカラを店につける。
そのために「教育」をしっかりする。
教育にかける時間とそのためのサポート、考え方が徹底されている。
そこがマクドナルドの素晴らしさであると思うのです。
きちんと相手の立場に立って教える。
相手がどんな人かを理解する。
優れたリーダーを育てる環境とプログラムがある。
そんな組織であると思います。
原田社長の時、24時間営業をどんどん進めたときは
「現場」が疲弊しておかしくなった時期がありましたが
今は「現場」もチカラを取り戻したと感じています。
従業員を大切にする教え。
人に対する考え。
お客様のためにという教え。
なんのてらいもない当たり前の考え方ですが
それがきちんと教育できて貫かれているシステムがマクドナルドの強さであると思います。
マクドナルドが販売している商品は体に良いとは言えませんが
貫かれている「人」に対する考え方は素晴らしいと思います。
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