2025年1月13日(月)7時~
第573回朝活ネットワーク名古屋 は
【テーマ】日本道・求めるものはすべて日本文化にある。
~道を知ることで一番イイ自分になれる!~
【進行役】アーネスト,W,ブレイ
2005年愛・地球博をきっかけに2週間の旅行で日本に来たアーネストさん。
今まで感じたことのない日本人の「優しさ」に感動し、日本に移住します。
日本で茶道・華道・合気道・柔道・居合道・弓道・狂言を学んでこられました。
「すべての道は自分に還ってくる」
内なる自分に訪れた心の平和。
求め方を知らなくても道を知ることで手に入る。
日本文化を学ぶことにより起こったご自身の変化を中心に
お話いただきました。
茶道
さまざまな日本文化を学んでいるアーネストさん。
茶道はまず初めて茶室に入ったとき
何もないんだけど何かがあると感じるものがありました。
もっと知りたいという欲求が湧き
茶道を学びました。
オランダ人であるアーネストさんにとって
正座はキツイ。
きちんとした姿勢で話すこと。
上品に優雅に動くこと。
忍耐を学びました。
茶道では尊敬と調和が大切だと知りました。
瞑想してしっかり呼吸をして
自分の内側に静けさを感じることができました。
華道
華道には芸術を感じました。
お花を生けるのは自分を見つけること。
木の枝を使うことが衝撃的でした。
何もない場所をつくることが大切。
空間があるからこそ長く見てられる。
自然への感謝と今に集中することを知りました。
合気道
まず受け身を覚える。
あと、やはり正座は大変。
戦うことなく、ぶつかり合いを避ける。
相手のエネルギーを使って倒す。
居合道
サムライのカッコよさに惹かれ
自分自身の調和を学びました。
柔道
師匠は英語が話せないが学ぶことに問題はなかった。
小柄でも数秒で倒す音ができる。
強さより自分自身をしつけることを学びました。
敵への尊敬も大切と知りました。
弓道
頭と心と弓を一体化させる。
師匠は毎日練習している。
姿勢と呼吸を学べる。
手順を大切にする。
何かを得て、「やったー!」ではなく
穏やかなままでいること。
狂言
大げさに振舞うのが難しい。
声を遠くに飛ばすこと。
動作の中に魂がある。
アーネストさんはさまざまな日本文化に日本人以上に触れています。
学ぶ中で思ったのは
日本は豊かな国だということ。
精神的に文化的にとても豊か。
多くの日本人が日本の伝統文化に興味を持ってほしい。
知多八十八か所をめぐったアーネストさんは
今後やってみたいこととして
四国八十八か所を回ってみたい。
アーネストさんは日本において伝統文化を学ぶことは
まさに「日本大学」。
道を学んで、「心と体は一体である。」と知りました。
別ではなく一緒であるということ。
身体を動かして学ぶ。どこで初めてわかる心と体の一体感。
日本人の優しさに触れ、感動し、日本に移住したアーネストさん。
日本人以上に日本文化を熱心に学ばれ、
古い時代から日本人が大切にしてきた心に触れることで
心と体は一体であること。
自分の中に内なる平和が訪れたことをお話いただきました。
これからは「詩吟」にも挑戦されたいという
アーネストさんの日本文化への学びはますます範囲を広げ、深くなりそうです。
今後のアーネストさんの活躍を楽しみにしています。
アーネストさん。
日本文化を学ぶ中で得た貴重な知見をご披露いただきありがとうございます。
英語の教師でもあるアーネストさんの発表は今回、英語で行っていただきました。
日本語に通訳していただいた貴子さん。
ありがとうございます!
コメント