華道。型の大切さ、師弟関係。日々の鍛錬。道を追求する素晴らしさ。

2023年
1月9日(月)7時~
今年最初の朝活ネットワーク名古屋を
開催しました。

第475回朝活ネットワーク名古屋です。
【テーマ】華道ってどんな世界?〜華道がどうして美しいのか〜
【進行役】長谷川七海さん Nanami Hasegawa

長谷川さんは
普段はWEBディレクター/ブランドマネージャーとして業務に従事しながら、華道の活動も行われています。
雅号:七水をもらい、
長谷川七水(はせがわしちすい) という
名前で華道の世界で活躍されています。
2016年に水明流師範の許状を取得。
オール愛知いけばな展、いけばなインターナショナルに出瓶経験もあります。

華道をはじめて
15年という長谷川さんに
お話していただきました。

花を生けるとき
基本となる考え

華道には
メインとなる



がありますが
その中心となる


はその高さをそれぞれ変えます。

長さを変えることで
見た目の強弱を感じさせることができます。

そして

枝が
三角形の範囲におさまることをイメージして生けていきます。

これが
いわゆる
「型」というものです。

花や枝を背中合わせに生けたり
長さをずらしたり
全体的には三角形におさまることを意識して生けます。

このような
決まった
「型」というものがあるからこそ
センスは関係なく
ある程度のレベルまでは
生けることができるようになります。


日々の積み重ねで
型を身につけています。


型を身に付けた後は
守破離の精神で
いどみます。

見方を変えてみたり

時には
途中まで生けても、
それにとらわれず
思い切って振り出しに戻して
また生けることもあります。

花を生けること。

枯れた葉や虫食いのある葉、
身の付きが悪い枝も
どう生かすかを考えるのも
華道の一つの考え方。

展覧会に
出瓶する際も
さまざまなトラブルがある。
展覧会に向けた時間の制約の中で
師匠とコミュニケーションをとりながら
作品を作る経験は
成長につながる。

その人その人にあった師匠
流派はあるかもしれない。

それは自分で選んで
コツコツと日々、
鍛錬を積み重ねる。

師匠との関係は
あいさつに始まり
日々
生けたものを見てもらい
コミュニケーションを重ねて
華道への理解を深めていく。
一日の稽古が終われば
挨拶におわる。

学ぶ

ということに
師弟関係があり
これは一種の人間関係であり
共同作業かもしれません。

茶道や
華道
武道

和の文化の中で
「道」
というものは師匠との関係が大きい。

それはただ勉強するのとは違う
師弟関係の持つ要素も切り離せないものですね。

今まで
華道
というものに縁がなく
その考え方や
型のことは知りませんでしたが
今回の長谷川さんのお話を聴くことで
華道に対して
知ることで世界が少し広がった気がします。

最後に
参加者の方々で
1本ずつ
花や枝を生けていただき
一つの作品を最後に作りました。

長谷川さんのアドバイスを受けながら
参加者の皆さんで生けた作品は
なかなか素晴らしい作品ができました。

下記の写真です。

長谷川さん。
華道に対する愛情を感じる
素晴らしい発表をありがとうございます。

また2月に長谷川さんは
華道に関するイベントを開催することを考えてますので
また日程や詳細が決まれば
朝活ネットワーク名古屋の本日のイベントや
フェイスブックページで
お知らせいたします。


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