楽しく充実した人生を過ごす25個の心得 ~84年生きて働き学び続けたわかった境地とは!?~ 大口武雄

2025年11月10日(月)7時~
第614回朝活ネットワーク名古屋を開催しました。

【テーマ】楽しく充実した人生を過ごす25個の心得
~84年生きて働き学び続けたわかった境地とは!?~
【進行役】大口武雄

大口さんが今までの人生で確信した
【楽しく充実した人生を過ごす25個の心得】を
中心にお話いただきました。

大口さんは65歳で定年退職したあとも
お声がかかった会社で働き
社員に対するアドバイス的な研修をしたり
社内報を書いたりしていました。

現在は東本願寺の大垣別院に通い
月1回。法話を聞き学びに行っています。

良いお話が多く、もっと早く知れたらよかったのに。と思うことが
よくあるそうです。

孔子は
「六十にして耳順う(みみしたがう)」と言いました。


「60歳になって人の意見に素直に耳を傾けられるようになる」という
意味です。


大口さん自身も
50歳くらいから人の話を聞けるようになったと言います。

聞くチカラがなければ人の話は聞けないのです。


それまでは話すというと
自分を正当化することを目的としていた。

親鸞の教えに「三楽」(さんらく)がある。

三楽
「外楽」(げらく)
「内楽」(ないらく)
「法楽楽」(ほうぎょうらく)

「外楽」とは、「五識所生の楽」と言う。
「五識」とは、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」に感じられる喜びだから、
分かりやすい。

「内楽」とは、「意識所生の楽」。
これも「外楽」から得られた快感を意識で統合した喜び。
ドラマを観て感動したり、あるいは詩や文学を読んたときに観じる感動が、
これに当たる 。

「法楽楽」が難しい。これは「智慧所生の楽」であり、
「仏の功徳を愛する」ことから起こる喜び 。
仏の教えを信じ、その教えを実践することによって得られる、
欲楽とは異なる内面的な喜びや楽しみ 。

親鸞は「法楽楽」こそが真の楽しみであると説いています。


仕事ができる人
評価される人は
非認知能力が高い。

これは意欲や協調性、やり抜く力など、テストの点数では測れない
内面的な能力。


生きる上で、仕事をするうえで必要な生きるチカラです。

今も英語や法話など学び続ける大口さん。

「楽しく充実した人生を過ごす25個の心得」
印象に残った一部を紹介します。

噓をつかない。

クイックレスポンスは信用の連鎖に繋がる。

継続は力なり。

整理整頓・先行管理。

時を守り 場を清め 礼を正す。

苦手なことから逃げない。

野に出でよ。野に出でよ。
島崎藤村の詩「野に出でよ」
この詩は、都会の喧騒や人工的な環境から離れ、野外に出て、
自然の中で体を動かし、働くことの意義や喜びを歌っています。

真剣に学ぶ先には知恵が出る。

人生は諸苦精進。蕗の薹(ふきのとう)をヒントに歩むが如し。


大口さん。
84年の人生で得た人生訓を披露いただき
誠にありがとうございます!

本日のお話を生かして今後の人生を楽しんで歩んでいきたい!

そう思えるありがたいお話でした。












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