寒さがしみる

最近寒い。

毎日布団から出るのがつらいのだ。

昔から寒さに弱いので

いつも冬は風邪をひきやすい。

日本人は北から来た騎馬民族と南から来た南方マレー系の人種から

成り立っているそうなので

僕は恐らく南方マレー系の血が濃いと思う。

 

冬は受験のシーズン。

我が家は長女が受験だ。

本人は行きたい高校が決まっていて

すごく努力をしている。

きっと僕の高校受験したときの倍は勉強していると思う。

成績は僕より良い。

娘三人とも僕よりできる。

これはありがたいことだ。

きっと嫁さんに似たのだと思う。

 

大学時代、警備員のアルバイトを甲子園球場でしていたのですが

選抜甲子園の時の警備を夜勤でしていました。

3月といえども夜は冷えるのです。

甲子園の周りには浮浪者が10人くらい当時住んでいて

甲子園の前に高速道路が通っているのだけど

その高架の下に住んでいました。

 

浮浪者の一人が僕のところに朝に寄ってきて

「友達が動かいないんだ。」

と深刻そうな顔できました。

僕も一緒に行ってゆすったりしたけど

動かない。

冷たくなっていました。

寒さにやられて

浮浪者が一人死んでしまったのです。

 

確かに3月といえども寒い。

毛布にはくるまっていたけど、

風邪は引いていなかったのに

寒さにやられたのだ。

 

今は12月。

3月よりははるかに寒い。

でも寒さといえば、あの時の選抜甲子園の警備の夜を思い出す。

 

もう一つ寒かった原因は

警備員のジャンバーが薄いのだ。

社員の人に訴えたのだが

これで十分やろ!と却下された。

でもアルバイトはみんな寒い寒いと言っていたのだ。

ジャンバーさえ分厚ければ

あんなに寒く無かったのになあ。

 

寒さに気を付けて、

寒い冬を乗り切りましょう。

 

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