僕はマクドナルドに約10年勤めていました。
その中でお店を運営する店舗マネージャーの仕事をしてきました。
僕は現場で働くよりも、裏方の仕事が好きでした。
それも店舗をマネジメントするうえでとても重要です。
裏方の仕事とは
シフトを作る
資材の発注をする
アルバイトを採用する・教育する
マクドナルドは僕の在籍したころは、店舗数を全国にどんどん増やしていた時期です。
入社したころは一日一店舗出店していた時期でした。
店舗の異動もとても多かったです。
一番長くいた店は高松サティ店というお店でした。
このお店に僕は2年6か月いました。
その間、ずっと売り上げが前年を超え続けるという「すごい店」でした。
高松は四国の玄関口、人口40万で
四国では松山に次いで2番目の香川県の県庁所在地。
うどんもおいしくて自然も豊か、住んでいる人も穏やかな人が多い街です。
このお店に赴任したとき、僕は入社6年目。
ぜんぜんパッとしない社員でした。
その前に徳島に2年間いたのですが、
店長にいつもネチネチとつめられ、怒られ、辛い時期を送っていました。
徳島のお店はドライブスルー店舗で大きなお店で働いていました。
僕は入社6年目だし、社員一人で店を任されてやりたい!という想いが強かったので
エリアマネージャーとの面談の時に
「今の店で働いてもつまらない。店長には毎日つめられるし、社員の数も多いし、任させる仕事も少ないし、やりがいがない」
「もう入社6年目だし、社員一人でやれる店がいい!」と言ったら
「君にピッタリの店がある!」と言われて、高松転勤が決まりました。
それが高松サティというお店でした。
サティという大きなショッピングモールの中にあるお店で
「ディズニーランドみたいな店」と言われていました。
そうなんです。
行列のできるマクドナルドだったのです。
土日は特に行列が絶えません。
ワーナーマイカルシネマというシネコンがサティ内にあり
映画館にくるお客さんで忙しいお店でした。
高松サティは工場や倉庫が周辺に多く、
アルバイトが集まらないお店でした。
そこに赴任するということは大変しんどい仕事が待っているということでした。
僕が赴任したときは
「世界の中心で愛を叫ぶ」という映画がヒットしていて
その映画はロケ地が高松だったので
高松では余計にヒットしてました。
土日に加え、平日も忙しかったです。
入社6年目、30歳になったばかりの僕はこの店で初めて
「危機感」を感じました。
「これはヤバい!」
「アルバイトの数がまず圧倒的にたりない」
17人アルバイトがいて、とくに女の子が少なくて
マクドナルドに一番多い。
女子高生が1人しかいませんでした。
いつも土日は大行列。
ただそんな状況で僕は燃えてました。
つづく・・・
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